美吉籠
吉川町では、古くから農業の副業として竹籠が作られていましたが、明治18年戸田甚之介が竹細工土産品を創作し、有馬湯治客に販売したのが始まりです。
その独自の編目模様は、正倉院の宝物のなかに収蔵されている華籠の技法を研究したもので、主原材料の竹は、吉川町から産出される苦竹と淡竹のみを使用しています。その横編み技法は、「二本とび網代編み」とよばれ、全国的にも珍しい独特の技法です。
■指定年月日 平成5年12月21日
■製造者
戸田竹芸店
■連絡先
〒673-1107 三木市吉川町有安282
電話:0794-73-0008 FAX:0794-73-1437