赤穂雲火焼
江戸時代後期に始まる赤穂雲火焼は、大嶋黄谷により創出されたもので、陶土不明、焼成方法不明の幻の焼き物とされていました。
象牙色の陶肌に黒色を加味した赤く燃え上がるような夕焼け雲を連想させる独特の紋様が特徴で、昭和54年ごろから復元の取り組みがなされ、さまざまな苦心の末、昭和57年には復元に成功し、現在では、赤穂の新しい郷土工芸品として親しまれています。
■指定年月日 平成5年12月21日
■製造者
赤穂瀬戸内窯
■連絡先
〒678-0215 赤穂市御崎634-1
電話:0791-43-8080 FAX:0791-43-8080