しらさぎ染
播磨地方の藍染物の歴史は古く、奈良時代より飾磨の褐染として有名でした。羽柴秀吉が天正5年(1577)に播磨を平定し、安土城の織田信長に謁するときにも献上されたと伝えられています。
江戸時代には、姫路藩が藍製造を藩業として奨励したこともあり、藍染物の生産は大いに栄えました。その後、明治時代に途絶えてしまいましたが、伝統の藍染めに播磨のシンボル姫路城を図柄に取り入れ、昭和44年にしらさぎ染として復活しました。
■指定年月日 平成7年3月24日
■製造者
しらさぎ染 まる正
■連絡先
〒670-0902 姫路市北新在家1-9-12
電話:079-296-2722