皆田和紙
皆田和紙は、佐用郡佐用町皆田地区を中心に製造されていた、厚手で破れにくいことが特徴である和紙です。発祥等は定かではありませんが、室町時代の文献に皆田和紙についての記述があり、当時から屏風や障子紙として重宝されていたことがわかっています。昭和43年に生産が途絶えたものの、昭和45年に復活し、再度生産が始まりました。
現在は、便箋や団扇、行燈など様々な製品が製造されており、佐用町の貴重な伝統産業として地域の人々に親しまれています。
■指定年月日 平成27年3月27日
■連絡先 皆田和紙保存会
〒679-5523 佐用郡佐用町上月373
電話:0790-86-1616(上月歴史資料館)