ブラジル　パラナ州の概要

1. 面積
   199,314.9km²（平成26(2014)年）
2. 人口
   11,081,692人（平成26(2014)年）
3. 州都
   クリチバ市 (人口1,864,416人、平成26(2014)年）
4. 気候・地理
   ブラジル南部に位置。州面積の約半分が海抜600m以上の高地で、北部、西部及び海岸平野が熱帯性気候、中部が亜熱帯性気候、南部が温帯性気候となっています。
   ※クリチバ（温帯性気候）
   1月平均：最高35.0℃　最低14.9℃
   7月平均：最高27.4℃　最低3.7℃
   年間平均：18.5℃
5. 主要産業
   テラロッシャと呼ばれる肥沃な大地が広がる穀物生産を中心とした一大農業州。外国企業誘致にも注力しており、自動車メーカーが進出する中、住友ゴム工業も州都クリチバ市近郊にタイヤ製造工場を建設しています。
6. 特徴・魅力
   西端のフォス・ド・イグアス市に隣接するイグアス国立公園内に世界最大の「イグアスの滝」を有しており、世界各地から観光客が訪れています。緑豊かで清潔な州都クリチバ市は、犯罪の少ない街として知られるほか、効率的な公共交通システムと緑地政策の展開で注目を集めており、環境都市として国連から表彰されています。クリチバ市内には、植物園、バリグイ公園、パイプ・オペラ劇場、環境自由大学、タングア公園などの観光名所があります。
7. 兵庫県下市町のブラジルとの姉妹提携（提携順）
   • 神戸市・リオ・デ・ジャネイロ市（リオ・デ・ジャネイロ州）昭和44(1969)年5月19日提携
   • 加古川市・マリンガ市（パラナ州）昭和48(1973)年7月2日提携（外部サイトへリンク）
   • 西宮市・ロンドリーナ市（パラナ州）昭和52(1977)年5月11日提携（外部サイトへリンク）
   • 姫路市・クリチーバ市（パラナ州）昭和59(1984)年5月14日提携
   • 淡路市（旧：津名町）・パラナグア市（パラナ州) 昭和61(1986)年5月29日提携（外部サイトへリンク）
8. これまでの主な交流事業
   兵庫県南米経済調査団が県内中小企業の海外進出調査のためにパラナ州を訪問したことを契機として、1970年5月4日に姉妹提携を締結しました。両県州は、自然・風土・産業等の面で類似しているほか、神戸港から出発した日本人移民の多くがパラナ州に移住するなど歴史的にも深いつながりを有しています。兵庫県はパラナ州からひょうご海外研修員を受入れていることをはじめ、パラナ柔道使節団の来県による合同練習などスポーツ交流も推進しています。さらに、両県州の連携した支援取組みにより、住友ゴム工業のパラナ州進出が実現しました。
   • 日伯交流年・ブラジル移住110周年記念事業（平成30年7月）（PDF：1,687KB）
   • 姉妹提携45周年記念事業（平成27年8月）（PDF：9,257KB）
9. その他
   州内には約15万人の日系人が暮らしています。また州都クリチバは、環境と調和した美しい都市計画で世界的にも有名です。