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介護を必要とする患者さんが、退院の準備をする際に、病院からケアマネジャーに引き継ぎがなされないことにより、必要な介護サービスがタイムリーに受けられず、在宅生活へ円滑に移行できない場合があります。
丹波圏域における「病院からケアマネジャーに引き継ぎがなされない割合」は、2015年6月調査時点で、約34%でした。
そこで、丹波圏域の病院関係者、ケアマネジャー、市、地域包括支援センター、健康福祉事務所、医師会、関係団体など、たくさんの方々が約1年間、検討・協議を行い、病院とケアマネジャーが連携をとりやすくするための「退院調整ルール」を策定しました。
この退院調整ルールを地域全体で運用し、介護を必要とする患者さんが、疾患を問わず、丹波圏域のどの病院から退院しても、必要な介護サービスがタイムリーに受けられ、安心して在宅へ戻ることができるよう、医療(病院)と介護(ケアマネジャー・市)が連携を強化して支援していくことを、ルール策定の目的としています。
患者さんの退院を地域全体で支えるため、関係者の皆様で内容を共有いただき、ルールの普及・活用にご協力くださいますようお願い致します。
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