更新日:2017年10月30日

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(丹波地域)河川事業

「ひょうご人と自然の川づくり」の基本理念・基本方針に基づき、
・安全ですこやか(治水・利水)
・自然の豊かさを感じる(生態系)
・流域の個性や水文化と一体となった(水文化・景観)
・水辺の魅力と快適さを生かした(親水)
川づくりを目指して整備を進めています。

主な事業実施箇所

河川名

箇所名

延長(m)

着手年度

(一)加古川

丹波市山南町から青垣町

9,050

昭和23年度

(一)竹田川

丹波市市島町から春日町

14,500

昭和27年度

(一)黒井川

丹波市春日町黒井

3,350

平成4年度

(一)東条川

篠山市今田町本荘 他

3,300

平成3年度

(二)武庫川

篠山市古森他

7,925

昭和46年度

(二)波賀野川

篠山市波賀野

440

平成27年度



河川整備基本方針及び河川整備計画

平成9年度の河川法の改正に伴い、治水・利水・環境の総合的な整備を実施するための長期的な河川整備の計画(河川整備基本方針)と、今後20~30年の具体的な整備計画(河川整備計画)を策定することとしています。
 策定状況

河川名

河川整備基本方針

河川整備計画

(一)加古川

平成20年9月16日(策定)

平成15年1月7日(当初計画策定)

平成23年8月8日(丹波圏域策定)

(一)竹田川

平成12年12月1日(策定)

平成14年10月29日(当初計画策定)

平成28年5月25日(変更計画策定)

(二)武庫川

平成21年3月10日(策定)

平成23年8月26日(策定)



一級河川加古川(丹波市)

夫婦橋下流

加古川は、丹波と但馬の境界に近い標高962.3mの粟鹿山付近に源を発し、丹波地域の西部を南北に貫流する流域面積1,730km2、幹川流路延長96kmの一級河川です。
粟鹿山の水源から篠山川合流点までの区間は、古くから佐治川と呼ばれ、その流域の低地である氷上低地は過去幾度となく水害に苦しめられてきました。
昭和58年9月の台風10号では、山南観測所で過去最大となる豪雨(時間雨量79.5mm)が発生し、家屋、田畑、土木施設等に甚大な被害をもたらしました。
加古川の河川改修は、これらの洪水を契機に進められ、現在、昭和58年規模の洪水を安全に流下させる計画に基づき工事を実施しています。

一級河川竹田川(丹波市)

竹田川統合井堰

竹田川は、その源を丹波市春日町野瀬地先の山地に発し、滝の尻川などの支川を合わせながら丹波市市島町を経由し、京都府福知山市で由良川の支流土師川に注ぐ幹線流路延長26.8km、流域面積168km2の一級河川です。
竹田川の洪水被害は、大半が台風に起因しており、戦後最大級である昭和58年9月の台風10号では、春日観測所で最大時間雨量76mm(最大24時間雨量277mm)を記録し、家屋、田畑等に甚大な被害をもたらしました。
河川改修事業は、この洪水を安全に流下させる事を目標に本川、支川で進められ、平成7年度には治水機能を持つ三宝ダムが完成しました。
現在までに河積阻害の原因となっている固定堰の改修に着手しており、平成24年度までで3つの統合井堰が完成しました。引き続き統廃合する井堰の設計を進め、順次整備を図ります。

二級河川武庫川(篠山市)

古森地区

上流武庫川工区の篠山市域においては、平成8年災害をはじめ、過去に冠水による被害が度々発生し、地元から強い改修要望が出されていました。一方「河川水辺の国勢調査」などにより、当地域では貴重な動植物が20種類以上確認されるなど、県下有数の良好な自然環境であることが明らかとなっています。
このため地元住民、NPO、学識者などで構成される検討委員会を設置し、河川の治水安全性の向上と豊かな自然環境の保全、再生、創出を目的として、住民の参画と協働による「人と自然が共生する川づくり」計画を策定し、平成14年度から工事を実施しています。

お問い合わせ

部署名:丹波県民局 丹波土木事務所 河川課

電話:0795-73-3846

FAX:0795-73-0034

Eメール:tanbadoboku@pref.hyogo.lg.jp