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「平成最後の夏」は、猛暑に豪雨に台風など、これまでに経験したことのない気象が連続しました。「昭和の夏」は、戦争と平和についての教訓を後世に伝えていますが、「平成の夏」は、自然災害の恐ろしさと防災・減災の必要性を教訓として伝える夏になるのかも知れません。
昨日、近畿地方に上陸した台風24号は、瞬く間に日本列島を縦断していきました。幸い本県においては大きな被害もなく、日曜日であったこともあり、公共交通機関の運転見合わせなどによる大きな混乱もなく安心したところです。台風25号も発生しておりますが、引き続き、情報の把握に努め、万全の対応に心がけていただきたいと考えています。
今日から10月。朝夕少しずつ涼しくなり、秋本番を迎えます。私は自分自身が10月生まれということもあり、「天高く馬肥ゆる秋」と言われ、食べ物も美味しく、行楽に絶好の季節である秋が1年で最も好きです。皆さんも、この絶好の季節に阪神北地域を訪ね、秋を満喫してください。
(「天高く馬肥ゆる秋」には、故事では戒めの意味があるようですが・・・)
今月は、「阪神北オータムフェスタ2018」の「シンボルイベント」についてご紹介します。
阪神北地域では、それぞれ特色のある歴史・文化を育み、発展してきた地域の4市1町(伊丹市、宝塚市、川西市、三田市、猪名川町)の個性を活かしながら地域の魅力を広く発信し、地域の一体感を醸成するため、毎年10月から11月にかけて多様なイベントを集中的に「阪神北オータムフェスタ」として開催しています。
今年は、“魅せる 交わる つながる 阪神北の秋”をテーマに過去最多の121事業が協賛イベントとして展開されるほか、毎年各市町持ち回りで開催されている「シンボルイベント」が、伊丹市で開催されます。
県政150周年記念事業としても開催される2つの「シンボルイベント」についてPRさせていただきます。
1つめは、阪神北地域の魅力をまとめて発信するイベントとして開催されるもので、地域色豊かなステージや地域活動ブースが会場を彩るほか、子どもたちを対象とした様々な伝統文化のお稽古体験などが行われます。
平成29年度阪神北彩りフェスタの様子
※問合わせ先:阪神北県民局地域振興課(0797-83-3133)
2つめは、文化関連のイベントとして、地域活動功労者の表彰などを行うほか、五国からなる兵庫県の文化を考え、阪神北の歴史・文化を掘り下げ、阪神北の魅力を内外に発信する方法を探るためのフォーラムが開催されます。
今年度は、県政150周年記念事業として、「阪神北歴史・文化発見セミナー」と「兵庫県地域文化を考えるシンポジウム」を一体的に開催します。
平成29年阪神北歴史・文化発見セミナーの様子
※問合わせ先 阪神北県民局県民課(0797-83-3154)
皆さんお誘い合わせのうえ、清酒発祥の地「伊丹」へお越しになり、「阪神北の秋」を楽しんでみてはいかがですか。お待ちしております。
阪神北県民局長 藪本 訓弘
お問い合わせ
部署名:阪神北県民局総務企画室総務防災課
電話:0797-83-3117
FAX:0797-86-4379
Eメール:hanshinksom@pref.hyogo.lg.jp