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更新日:2022年11月1日

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令和4年11月局長メッセージ(阪神北県民局長 和泉 秀樹)

もはや、「異次元」という形容ですら陳腐に感じられる存在。大谷翔平選手はその域にまで達したのではないでしょうか。

 

昨シーズン、二刀流の一つの到達点とも言える、1918年のベーブ・ルース以来の「2ケタ勝利&2ケタホームラン」まであと1勝と迫りながら、記録達成を逃しましたが、それでもシーズンMVPを受賞する文句ない活躍でした。今シーズンは、その記録を8月9日に早々に達成すると、その後も投打に活躍を続け、シーズン最終戦の10月5日にはメジャーリーグ史上初の「規定投球回数&規定打席到達」を果たし、さらなる頂に到達しました。しかもチームトップの15勝、チーム2位の34本のホームランと内容も伴ったもの。この記録がどれだけすごいか、野球に関心のない方にはピンとこないかもしれません。テレビで例えると、朝ドラと大河ドラマに同時に主役級で出演するようなもの、と言えば、少しはこの記録のとてつもなさがわかっていただけるでしょうか。・・・あまりうまい例えではないですね。すみません。いずれにしても、技術だけでなく、並外れたタフさと自己管理力がないとできないことです。

 

これだけの快挙を成し遂げながら、当の大谷選手は至って冷静で慢心のかけらもなく、
「前の年と同じようなことをやっていても、同じ数字が残るかと言ったら、そうではない。むしろ下がると思いますし、それ以上のことをしていかないと向上はしていかない。来年以降ももっともっと工夫しながらできれば、もっといい数字が残る」
と来年への抱負を淡々と語っていました。

 

今回の記録は、大谷選手にとっては通過点に過ぎないでしょう。1年通して二刀流で出場し続けた今年の経験に、投打ともの成績の向上を上積みして、「投手部門&打者部門のWタイトル獲得」が次に踏破する頂ではないでしょうか。
いまだ28歳、どこまで登っていくのか、これからの更なる活躍が楽しみです。

 

日本のプロ野球(NPB)でも、今シーズン、若い選手の活躍が目立ちました。史上初の5打席連続を含む、日本人歴代最多の56本のホームランを放ち、18年ぶりの三冠王に輝いた村上宗隆選手(22)、2年連続パ・リーグの投手主要4部門を独占した山本由伸選手(24)、そして28年ぶりの完全試合を達成した佐々木朗希選手(21)。いずれも20代前半。NPBの世界でも、Z世代と呼ばれる若者の常識を覆す台頭が目立っています。

 


 

阪神北県民局でも、若手職員が主体的に取組み、活躍してくれています。

 

今年9月、県民局の様々な所属の20代から30代前半の職員12人が参加し、「SDGs」「Instagram(インスタグラム)」「SNS」「万博」の4つのテーマでプロジェクトチーム(PT)を立ち上げました。

 

「SDGs」チームは、10月24日から30日の「兵庫県庁 SDGs WEEK」で実施する県民局独自の取組みを企画。1.庁舎の階段を使った健康意識の啓発、2.庁舎周辺の一斉清掃、3.県民局職員向け啓発動画の作成、の3つの事業を実施しました。短い準備期間で予算もない中、意欲的に取り組んでくれました。これを一過性のものではなく、さらにブラッシュアップした取組みに繋げていければと思います。

 

「インスタグラム」チームは、県広報広聴課が立ち上げた兵庫県広報の公式インスタグラムへの投稿内容を検討。9月27日に「GOGO阪神アグリパークモバイルスタンプラリー2022」のPRを、現地写真や動画を工夫して掲載しました。次回は今月8日にアップする予定ですので、お楽しみに。

兵庫広報インスタ(外部サイトへリンク)

 

「SNS」チームは、Twitter(ツイッター)に焦点を絞って、県民局ツイッターのバージョンアップを検討。情報の受け手を意識した発信について、更新頻度や内容など、抜本的な見直しに取り組んでいます。阪神北県民局のツイッターをぜひフォローしていただき、今後の変化に注目してください。

阪神北県民局ツイッター(外部サイトへリンク)

 

「万博」チームは、2025年の大阪・関西万博に向けて、「ひょうごフィールドパビリオン」を念頭に置いた阪神北地域の魅力発信について検討。少し大きなテーマですので、時間をかけて知恵を絞ってもらっています。乞うご期待です。

 

PT立ち上げにあたり、若手職員の皆さんには二つお願いをしました。
「『何のためにやるのか』という目的を見失わないこと」
「楽しむこと」
楽しんで取り組んでくれていれば幸いです。

 

言わずもがなですが、野球はチームスポーツです。選手たちはチームが勝つこと、プロの世界では最終的に優勝することを目標にプレーしています。散々個人記録を挙げてきましたが、個人の記録は副次的なものです。大谷選手が大記録を達成しても淡々としているのは、チームの成績が振るわなかったことも無関係ではないでしょう。今シーズンのNPBでリーグ優勝したヤクルト、オリックスも、村上選手や山本選手の活躍だけで成し得た訳ではなく、中堅、ベテランが役割を果たし、チームとして機能したからこその優勝です。

 

県民局の仕事もチームプレイです。ベテラン、中堅、若手がそれぞれの役割を果たして、時にはフォローし合いながら、日々の業務に取り組んでいます。そんな職員の皆さんが少しでも働きやすい職場環境をつくることが、私の責任だと思っています。

 

蛇足ではありますが、若手だけではなく、職員皆が頑張っていただいていることへの感謝と、自らにプレッシャーをかけるために、あえて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

極めて私的な余談。

妻が、大谷選手の活躍を目にするたびに、
「大谷くん、ほんま男前やわ。うちの娘と結婚してくれへんやろか」
というのが口癖になっています。
娘たちよ、母の理想は「異次元」に高い。がんばれ。

 

阪神北県民局長 和泉 秀樹

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