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更新日:2022年8月26日

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ひょうごユニバーサル社会づくり賞(平成19年度受賞者)

部門

受賞者

(活動地域)

活動名・活動内容

知事賞
個人 平岡龍麿
(淡路)
おもてなしの心とバリアフリー整備により、誰もが楽しめる観光みかん園づくり
障害者・高齢者・子どもなど、誰もがみかんの収穫や自然とのふれあいを楽しんでもらえるよう、みかん園のバリアフリー化を推進しています。
園内は、車いすに乗った状態でもスムーズに収穫できるよう、みかんを低い位置で栽培し、通路にゴムシートを敷くなど工夫しています。
また、収穫時には介助を行い、誰でも快適に来園できるようになっています。
団体 特定非営利活動法人
いぬいふくし村
(丹波)
ユニバーサル社会をめざして~いぬいふくし村から
3つの福祉事業所「紙ふうせん」「コミュニティカフェみーつけた」「みんなの家」を運営し、住民と協働で地域に根ざした障害者の就労支援を行っています。これらの施設への年間来場者数は2万人に上ります。
また、市民講座の開催や、バリアフリーコンサート、人権学習や手話普及のための講師派遣、ユニバーサル社会づくり啓発のための本やビデオの発行など、子どもや高齢者、障害者などが交流できる、地域に根ざしたユニバーサル社会づくりを進めています。
企業 株式会社
ダイイチ
(北播磨)
高齢社会、福祉社会、子ども社会に貢献できるものづくりと三世代が楽しめる場所づくり・ふれあいづくり
兵庫県小野市の地場産業「播州そろばん」の素材や技術を活かして、ユニバーサルデザインのロング靴べら・キーボード補助具・「新木製らくらく実感オープナープラスワン」など、さまざまな商品を開発しています。
また、小野市垂井町の公民館で、誰でも参加できる、ユニバーサルデザイン製品を活用したゲーム大会や、そろばん体験、おの検定体験などを定期的に無料で開催し、地域で、子どもからお年よりまで多世代の方が、楽しみながら、ふれあい、交流できる場所づくりを行っています。
ユニバーサル社会づくりひょうご推進会議会長賞
個人 石井 啓友
(東播磨)
障害者空手の組織づくりと普及活動
石井さんは、自身が障害者空手の選手で、右手を帯に固定する独自のスタイルで活躍しています。
さまざまなイベントで空手の演武を行うなどの普及活動を行いながら、大学や道場で出稽古や指導にあたり、障害者空手の普及活動を行っています。
また、障害者空手選手の育成や、県単位・全国単位での組織づくりを進めています。
平成18年、兵庫県選手団は「第2回全日本障害者空手道競技大会」に参加し、参加選手数・獲得メダル数共に全国1位でした。
団体 神戸コスモス
(神戸)
野球の普及振興と障害者の健康増進・社会参加の促進
神戸コスモスは、身体障害者野球チームの草分けとして、昭和56年に結成され、現在は肢体不自由者主体のメンバー52人で構成されています。体に障害のある人たちが、それぞれの個性を活かしたプレーで活躍し、多くの記録、実績を残しています。
神戸コスモスは身体障害者野球全国大会で11連覇、公式戦105連勝などの記録を次々に樹立し、身体障害者野球を広く世に広めました。平成18年には、身体障害者野球では初の世界大会が神戸で開催され、神戸コスモスのメンバーが日本代表の主力として活躍し、日本チームは見事優勝しました。
特定非営利活動法人
ウィズアスウイングコウベ
(神戸)
神戸ユニバーサルツーリズム(障がい者・高齢者への旅行サポートサービスの提供)
介助を必要とする人たちが、安心して神戸の旅を楽しめるよう、サポートサービスをしています。
刻み食やアレルギー対応の食事の手配、移動手段の手配、介助人の手配、車いすなどのレンタル、緊急時のサポートなど、快適な旅行のためのサービスをコーディネートします。
また、さまざまな情報が盛り込まれた「神戸ユニバーサル観光ガイド」を制作し、広く情報提供を行っています。さらに2007年9月からは、何らかの障がいがある人たちが外へ一歩踏み出すことを願いながら、神戸ユニバーサル情報誌「びと」を毎月発行、WEB版では全国へ発信しています。
夙川グリーンタウン
商店街振興組合
(阪神南)
ユニバーサル社会に向けたまちづくり
買い物の場だけではなく、「地域の暮らしの広場」や、「コミュニティづくり」に取り組んでいます。
阪急夙川駅の点字の時刻表を制作し、商店街や夙川駅などで希望者に無料で配っています。
また、商店街に多機能トイレを整備したり、買い物途中のお客さまが無料で利用できる冷蔵庫や冷凍庫を用意するなど、誰でもゆっくりと、安心して買い物ができるよう様々な取り組みを行っています。
神戸大学大学院人間発達環境学研究科ヒューマン・コミュニティ創成研究センター
(神戸)
のびやかスペースあーち
神戸大学大学院人間発達環境学研究科ヒューマン・コミュニティ創成研究センターと地域住民が、協力して運営している「子育て支援をきっかけにした共生のまちづくり」をめざす施設です。「あーち」には子どもを中心にしてさまざまな人たちが集まる工夫があります。
ヒューマン・コミュニティ創成研究センターでは、人間を育て地域を元気にするさまざまな試みをしています。「あーち」運営もその一環で、大学と地域とが協力しあって、子育て・障害・共生をキーワードとした実践を展開しています。
日本ボーイスカウト
尼崎第25団
(阪神南)
心身障害児の自立をめざすボーイスカウト活動
心身に何らかの障害を持つ青少年が活動するボーイスカウトチームです。自立を目指して、それぞれのスカウトたちができることを探しながら、野外活動や奉仕活動などに取り組んでいます。
世界各国で行われている、ボーイスカウト活動の大会のうち、障害児スカウトのキャンプ大会である、「アグーナリー」にも出場し、海外のスカウトとの交流も行っています。
丹波焼ユニバーサル・デザイン食器委員会
(丹波)
誰もが使いやすい食器の開発
丹波地域の地場産業である丹波焼の窯元有志が集まり、誰もが食事を楽しめるよう、使いやすいユニバーサルデザイン食器を開発し、展示会やイベントなどに多数出展しています。
丹波焼ユニバーサルデザイン食器は、その使いやすさや、優れた品質が評価され、平成13年度グッドデザインひょうご・日常生活部門を受賞、また平成14年度全国地場産大賞優秀賞を受賞しました。
特定非営利活動法人
コミュニティ・サポートセンター神戸
(神戸)
障害のある方への就労支援と生きがいづくり
心身に何らかのハンディキャップがある方の生きがい作りのために、神戸市東灘区の駐輪場で、社会生活のトレーニングや就労などのサポートを行っています。
個々の就労プログラムやスケジュールをつくり、トライアル期間後に就労契約を結ぶなど地域ぐるみで支援を行っています。
企業 株式会社
ウエルハーモニー
(中播磨)
食のユニバーサル化
飲食物を噛み砕いたり、飲み込んだりしにくくなる、「嚥下(えんげ)障害」をもった人が、おいしく飲食物を口にできる商品の開発を行っています。
トロミ/ゼリー補助食品を使い、見た目にもおいしそうに、食べやすく調理できるようオリジナルのレシピを制作し、障害のある人も、楽しんで食生活を送れるよう工夫しています。
審査特別賞
団体 ひょうご福祉新産業研究会
(北播磨)
ユニバーサル社会づくりに向けたUD(ユニバーサルデザイン)によるものづくりの実践と普及活動
多彩な異業種の人材交流により、地域色豊かなユニバーサルデザイン商品を開発しています。
日本リハビリテーション工学協会主催の「福祉機器コンテスト」では、5年連続、最優秀賞・優秀賞を受賞し、誰もが使いやすいものづくりが評価されています。
さらに、さまざまな団体と交流し、県内各地にいろいろなユニバーサルデザインのものづくり団体をうみだすなど、研究会からユニバーサル社会づくりの輪が広がっています。

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お問い合わせ

部署名:福祉部 ユニバーサル推進課

電話:078-362-4379

FAX:078-362-9040

Eメール:universal@pref.hyogo.lg.jp