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原則として、すべての食品等事業者は、一般衛生管理に加え、HACCP(ハサップ)に沿った衛生管理の実施が必要になります。事業者は、一般衛生管理を確実に実施した上で、STEP1あるいはSTEP2いずれかによる衛生管理を実施することになります。
兵庫県では、安全で安心できる食品を県民に提供するため、兵庫県独自のHACCP制度(兵庫県食品衛生管理プログラム認定制度)を設けて高度なHACCPの導入を推進しています。施設のHACCPプログラムが、その認定基準をクリアすることで、知事の認定を受けることができます。
衛生管理ステップアップのイメージ図
兵庫県では、HACCPの考えを取り入れ、一定水準以上の衛生管理のもと食品の製造・加工している県内の食品関係施設を県版HACCP施設として認定する制度を平成14年に全国に先駆けて創設し、現在は、「食の安全安心と食育に関する条例」に本制度のより一層の推進を図ることとしました。
本制度は、大きく分けてHACCP、トレーサビリティ、コンプライアンスの3つの要素から成り、これらの基準を満たした施設は、知事による認定を受けることができ、製造された製品には、「認定マーク」を表示できます。
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兵庫県食品衛生管理プログラム認定実施要領で審査項目を規定しています。
認定申請の相談は、下記の相談窓口で随時受け付けています。
認定施設は、41件です。(令和5年7月21日現在)
HACCPについて詳しく知りたい食品関係事業者の方は、次の方法で勉強することができます。
(一社)兵庫県食品衛生協会が、施設でのHACCP取り組みの中心となるリーダーを養成する「HACCPリーダー養成セミナー」を毎年開催しています。
【開催予定】
未定
厚生労働省が、HACCP導入を検討している事業者向けに作成したビデオで、HACCPの概要と導入手順について、事例を交えながら順を追って紹介しています。
厚生労働省が、HACCP導入を検討している事業者向けに作成した手引書で、一般衛生管理からHACCPの導入手順に至るまでの方法が分かりやすく掲載されています。
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