更新日:2022年12月27日

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登録番号第20号

取組内容

食品廃棄物、剪定枝葉、樹皮等の肥料化等

取組主体

ハリマ産業エコテック株式会社

取組実施場所

姫路市網干区浜田1223-10

取組開始年月

平成16年4月

先導生の区分

原材料バイオマス

ホームページ

http://www.f-unit.jp(外部サイトへリンク)

取組の概要

取組の概要

食品残さなどのウェット系バイオマスから剪定枝葉などのドライ系バイオマスに至るまで、幅広く集積し、その性質・性状に応じた利用を行うことで、市場ニーズに応えた製品作りを行っている。
食品残さなどのうち肥料成分の高いものや特定の成分(アミノ酸)を含むものは造粒・乾燥を行い、アミノ酸入り有機肥料や乾燥菌体肥料に変換している。また、肥料成分があまり高くないものは、剪定枝葉と共にたい肥に変換している。さらに、カキ殻を有機石灰に、剪定枝類の枝葉部分を腐葉土にと、各バイオマスの性質・性状に応じた製品を生産している。
製造された各製品は、農協やホームセンターを通じて販売を行っている。

>主な設備

原料粗破砕・混合用造粒機(300kg/h)、原料攪拌機、製品造粒機
バンド型乾燥機、円形発酵槽(27t/日)、発酵棟(40t/日、24t/日)など

その他特記事項

良質な原料を安定的に獲得するため、排出元と一体となって徹底した分別回収を行っている。
農業者の依頼を受け、専用車両でたい肥の散布を行っている。

利活用バイオマスの種類と製品等について

動物質アミノ酸肥料製造用乾燥機

利活用バイオマスの種類と量等

種類

利活用量

利活用方法

(年間)

食品廃棄物等

16,800t/年

アミノ酸肥料、有機肥料等

剪定枝葉

4,000t/年

腐葉土、たい肥

樹皮

72,000t/年

腐葉土、たい肥

カキ殻

70t/年

石灰

 

製品又はエネルギー量

製品等の種類

製品量/エネルギー

生産量

アミノ酸肥料、乾燥菌体肥料等

1,800t/年

たい肥

16,500t/年

腐葉土

50,000t/年

石灰

70t/年

破砕機

たい肥散布作業

 

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お問い合わせ

部署名:農林水産部 流通戦略課

電話:078-362-9213

FAX:078-362-4276

Eメール:ryuutsuusenryaku@pref.hyogo.lg.jp