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平成23年台風第12号により甚大な浸水被害が発生した法華山谷川・間の川について、兵庫県、加古川市及び高砂市は、平成23年10月に法華山谷川流域治水対策技術検討会(学識経験者、県、加古川市、高砂市)を設置、検討を進め、平成24年3月には治水対策の検討結果を取りまとめました。
法華山谷川では、平成2年の台風第19号により下流域で浸水被害が発生したため、平成5年度から山陽電鉄鉄橋から上流側L=2.1km区間について河川改修を行ってきました。
また、平成9年の河川法の改正に基づき、平成15年5月に同区間の河川改修を河川整備の基本となる「河川整備計画」に位置づけました。
しかしながら、平成23年9月の台風第12号では、法華山谷川流域で戦後最大規模の降雨を記録し、甚大な浸水被害が発生しました。
この被害を踏まえ、上記、技術検討会で取りまとめた治水対策の検討結果から河川改修区間をL=13.3kmに延長する等、「河川整備計画」を変更する必要が生じたこと、また、平成24年年4月に施行された総合治水条例の考え方に基づき「流域対策」、「減災対策」を組み合わせた「総合治水推進計画」も検討、策定する必要が生じました。
これらの計画を変更、策定するにあたり、学識経験者をはじめ地元の方々、関係団体からの意見を聴くことを目的とし、平成24年7月に『法華山谷川水系流域懇談会』を設置、検討を進め、平成25年4月には、『法華山谷川水系総合治水推進計画』を策定しました。
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