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更新日:2022年6月28日

意見書 第5号

登下校中の子供たちの安全確保に関する意見書

 昨今、登下校中の児童生徒が殺傷される事案や、つきまといや声掛けの被害に遭う事案が発生しており、従来の登下校時の安全対策には限界があると言わざるを得ない。

 かけがえのない子供たちの命と安全を守るため、国や地域レベルの関係機関が連携体制を強化することはもとより、登下校中の子供たちが事件に巻き込まれる事を防止するためにも、抜本的な対策が急がれている。

 そのため、人的な見守り体制を強化するとともに、ICT等を活用した子供の登下校見守りシステムを整備し、一刻も早く安全に登下校することができる環境を整えることが必要である。

 よって、国におかれては、登下校中の安全確保に向け、下記事項に取り組まれるよう強く要望する。

1 児童生徒の安全確保に向け、子供たちへのGPS端末の配布など、ICT等を活用した安全な通学路とするための予算を確保すること。

2 ICT等の科学技術の導入だけでなく、警察による見守りや駐車監視員の登下校時の見守り協力等、人的な見守り体制の強化も併せて検討すること。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

令和元年6月25日

 

衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
内閣官房長官 様
総務大臣
財務大臣
文部科学大臣
国土交通大臣
国家公安委員会委員長
情報通信技術(IT)政策担当大臣

 

兵庫県議会議長 長岡 壯壽

お問い合わせ

部署名:兵庫県議会事務局 調査課

電話:078-362-9404

FAX:078-362-9031

Eメール:Gikaitosho@pref.hyogo.lg.jp