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更新日:2021年12月8日
令和3年12月8日配付
健康福祉常任委員会付託
来年の75歳以上医療費窓口負担2割導入の中止を求める意見書提出の件
1 受理番号 第55号
2 受理年月日 令和3年12月1日
3 紹介議員 いそみ 恵子 丸 尾 牧
4 請願の要旨
75歳以上医療費窓口負担2割導入を含む法案が国会で可決され、2022年後半から実施されようとしている。
同窓口負担については「慎重な対応を求める」旨の意見書が兵庫県議会において全会一致で可決された。他にも、兵庫県後期高齢者医療広域連合会や県内多くの市町からも同連合会を通じて要望があげられた。
本年6月の国会審議の中では、受診控えが起こる問題が認められており、医療費拡大が危惧されている。現役世代の負担軽減を提案理由としていたが、年間350円程度にとどまることも明らかになった。加えて、今後は国会審議なしに2割負担対象者を拡大できること等、多数の問題があるにもかかわらず、それらを解決しないまま可決しており、これでは、制度の根幹である高齢者が必要な医療を受ける機会の確保が損なわれることとなり、慎重な審議が尽くされたとは言えない。
新型コロナウイルス感染拡大から国民の命と健康を守る体制の強化を何より急ぐべき状況は変わっておらず、高齢者が負担する社会保障費の拡大も深刻である。現役世代が必ず加入する保険制度であり、不安と負担を将来に押し付ける結果になってしまう。
よって、下記事項を内容とする意見書を国へ提出するよう要望する。
記
1 高齢者の必要な医療を受ける機会の確保と現役世代の将来に不安と負担を押し付けないため、75歳以上の医療費窓口負担2割導入を中止すること。
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