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更新日:2024年9月10日

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公民連携による「阪神北SDGsプロジェクト」

阪神北県民局では、阪神地域のテーマである「共創(コ・クリエーション)」や創造的再利用「アップサイクル」などの新しい取組みを推進するため、多様なステークホルダーとのネットワークづくりを進め、「阪神北SDGsプロジェクト」として展開しています。

SDGsサスティナブルチャレンジ

阪神地域SDGsネットワーク会議

阪神地域の学校、企業、団体、行政など多様な主体が実践するSDGsの取組みが広域的で持続可能なものとなるよう、各主体それぞれが実践する取組みを紹介し、連携のきっかけの場を提供するため、SDGsネットワーク会議を開催しています。

概要
  • 各参加者の活動内容や課題等を共有
  • 地域課題に応じた連携事業等を検討
  • 実施結果を踏まえ、今後の課題・取組み等について意見交換
  • 翌年度以降の取組等につなげる

第1回(全体会)

第1回阪神地域SDGsネットワーク会議
開催日時

令和6年8月8日(木曜)10時~12時

開催場所

兵庫県宝塚総合庁舎1階第2会議室

参加団体
学校 甲子園大学、園田学園女子大学、兵庫県立川西明峰高等学校
企業 尼崎信用金庫、川西阪急、宝塚阪急
団体 エシカルな未来へバンビーノ、宝塚市社会福祉協議会、フードドライブ@たからづか
行政 宝塚市、阪神北県民局
議事

各団体の自己紹介・取組み紹介
意見交換

意見交換の内容

(1)企業がSDGs活動を継続する上での課題

  • SDGs活動により、企業の社会的評価を高めていく必要がある。
  • 通常業務と並行してSDGsに取り組むため、人員の確保が難しい。
  • 企業としてのメリットと地域貢献との折り合いをどうするか、模索している。

(2)総合的な探究の時間での取組み

  • 生徒が学校の外に出て活動することが難しい。
  • 受け身な姿勢だった生徒が、自分で考える主体的な姿勢を示すようになったことなど、生徒の成長を日々感じている。

(3)フードドライブにおける課題

  • 回収ボックスには、対象外の賞味期限1ヶ月未満のものが入れられたり、需要のある食品ばかりが集まる訳ではない。

  • 回数を重ねる毎に回収量が減少しており、回収ボックスの設置場所を増やす等の取組みが必要。

  • 家庭で余っている食品でなく、購入して寄付される方もある。フードロス削減の趣旨とは異なる部分をどう考えるべきか悩んでいる。

  • フードロスが減少すれば回収量も減少するが、地域では明日食べるものに困っている子どもたちや支援団体は増加しており、回収量は多い方が良い。フードロス削減と貧困支援の間でジレンマがある。

  • 子ども食堂は、現在は間口を広く「誰でも入って良い交流の場」としているところが多いが、本当の貧困家庭には、情報を取りに行く余裕すらないこともある。

  • 「誰かのために何かできることがないか」と考えている方にとって、フードドライブは取り組みやすい活動であり、行動に移すきっかけになれば。

(4)学生がSDGs活動に取り組んでみての気づき

  • 昨年、初めてイベントを実施し、緊張もあったが多くの子どもや保護者の来場があり、子どもたちが笑顔で積極的に参加してくれる様子から、さらに多くのイベントに参加したいと思った。

(5)SDGsに関する啓発活動

  • フードドライブやリユース等の具体的な活動も大切だが、啓発活動によりSDGsへの理解を深めることが特に重要。

  • 子どもからシニアまで全年代が楽しめるカードゲームを作り、宝塚ボランタリープラザzukavoを通じて無償貸出している。

第2回(報告会)(予定)

開催日時:令和7年2月頃
開催場所:未定

内容:各連携事業の実績報告及び次年度の取組み計画等

連携事業の実施

ネットワーク会議での提案をもとに参加者が連携して事業を実施し、その成果やネットワークを活かした今後の取組み等につなげます。

フードドライブ

家庭で余っている食品を廃棄せず、それを必要とする福祉団体等に寄附します。

フードドライブin阪神北(予定)
  • 期間
    10月21日(月曜)~10月25日(金曜)※ひょうごSDGsWEEK期間中
  • 受付時間
    各日9時~17時
  • 場所
    阪神北県民局各庁舎(宝塚総合庁舎、宝塚健康福祉事務所、伊丹庁舎、三田庁舎)
  • 対象となる食品の条件
    常温保存が可能なもの
    賞味期限が2ヶ月以上あるもの
    未開封のもの
    (例)お米、レトルト食品、乾麺、缶詰、調味料、飲料(アルコール類は除く)、お菓子など
  • 寄附先
    宝塚市社会福祉協議会
  • 関連リンク
    ひょうごフードドライブ(別ウィンドウで開きます)
川西阪急フードドライブ(終了)
  • 期間
    7月24日(水曜)~7月29日(月曜)
  • 受付時間
    各日10時~17時
  • 場所
    川西阪急1階催場
  • 対象となる食品の条件(※食品衛生の観点から、対象食品を限らせていただいております。)
    ・賞味期限まで2カ月以上あるもの・未開封、未使用のもの
    ・お米、缶詰、乾麺、菓子、レトルトなど常温で長期保存が可能なもの
    ・製造者または販売者が表示されているもの
    ・日本語で表記があるもの
    ・成分またはアレルギー表示のあるもの
    ・アルコール類、手作りの品は対象外
  • 寄附先
    川西市社会福祉協議会
  • 問い合わせ
    川西阪急フードロスプロジェクト
    連絡先:072-757-1511(代)
  • 関連リンク
    川西阪急GOODchoice!(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

 

リユースプロジェクト

家庭で不要になった絵本・洋服・おもちゃを収集しきれいにした後、イベント等で来場した子どもたちにプレゼントします。

連携先 園田学園女子大学、兵庫県立川西明峰高等学校、川西阪急
兵庫県立川西明峰高等学校での講義

県民局若手職員チームが、リユースプロジェクトに取り組む高校生に対し、どうしたら絵本・洋服・おもちゃがたくさん集まるかを考えていただく講義を行いました。

川西明峰高校講義

  • 日時
    令和6年9月4日(水曜)
  • 場所
    兵庫県立川西明峰高等学校
絵本・洋服・おもちゃの収集(予定)

高校生が実際に収集ボックスを設置し、絵本・洋服・おもちゃの収集に取り組みます。

  • 日時
    未定
  • 場所
    未定
園女とEnjoy2024(予定)

収集した絵本・洋服・おもちゃを、来場した子どもたちにプレゼントします。

  • 日時
    令和6年11月2日(土曜)13時00分~15時30分
  • 場所
    アステ川西1階ぴぃぷぅ広場(川西阪急前)

 

農福連携アップサイクルチャレンジ

阪神地域では、就労支援事業所等と連携して黒大豆枝豆の規格外品を活用した商品開発を進めるため、商品のブラッシュアップや販売促進の取組を支援しています。フィールドパビリオン「価値の手直し展」(県立人と自然の博物館)と連携し、未活用の資源や捨てられてしまう物を活かし、アイデアやデザイン・ストーリーを加え新たな価値を創出する「アップサイクル」の視点から、この取組を広く発信することで、身近なところで取り組めるSDGs活動や地域資源の魅力を伝えます。

お問い合わせ

部署名:阪神北県民局 総務企画室

電話:0797-83-3124

FAX:0797-86-4379

Eメール:hanshinksom@pref.hyogo.lg.jp