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副反応疑い報告の状況について

厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年1月26日)が開催されており、新型コロナワクチンにおいて、予防接種開始後から今回の審議会までに副反応疑いとして報告された事例は以下のとおりとなっています。なお、ファイザー社ワクチン、ファイザー社ワクチン(5~11歳用)、モデルナ社ワクチンの総数には、従来型ワクチン、オミクロン株ワクチン及び株不明のワクチンの総数として集計しています。

副反応表

【表の詳細な説明】

  • データの抽出方法について

「推定接種回数」、「副反応疑い件数」は、「第100回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和5年度第15回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会」の資料1-1-1及び参考資料20①から抜粋。

「死亡報告数」、「心筋炎報告数」、「心膜炎報告数」は、上記部会資料1-3-1~1-3-5及び1-4-1~1-4-5、参考資料20⑱~㉖から抜粋。

 

  • 各ワクチンの副反応疑い報告の集計期間について

ファイザー社ワクチン(総数)(期間:令和3年2月17日~令和5年10月29日)
ファイザー社ワクチン(BA.1)(期間:令和4年9月20日~令和5年10月29日)
ファイザー社ワクチン(BA.4-5)(期間:令和4年10月13日~令和5年10月29日)
ファイザー社ワクチン(XBB.1.5)(期間:令和5年9月20日~令和5年10月29日)
ファイザー社ワクチン5~11歳用(期間:令和4年2月21日~令和5年10月29日)
ファイザー社ワクチン5~11歳用(BA.4-5)(期間:令和5年3月8日~令和5年10月29日)
ファイザー社ワクチン5~11歳用(XBB.1.5)(期間:令和5年9月20日~令和5年10月29日)
ファイザー社ワクチン6ヶ月~4歳用(期間:令和4年10月24日~令和5年10月29日)
ファイザー社ワクチン6ヶ月~4歳用(XBB.1.5)(期間:令和5年9月20日~令和5年10月29日)
モデルナ社ワクチン(総数)(期間:令和3年5月22日~令和5年10月29日)
モデルナ社ワクチン(BA.1)(期間:令和4年9月20日~令和5年10月29日)
モデルナ社ワクチン(BA.4-5)(期間:令和4年11月28日~令和5年10月29日)
モデルナ社ワクチン(XBB.1.5)(期間:令和5年9月25日~令和5年10月29日)
ノババックス社ワクチン(期間:令和4年5月25日~令和5年10月29日)

 

  • 死亡として報告された事例について

令和5年10月29日までに報告された事例においては、新型コロナワクチンとの因果関係が否定できないと評価された事例は2件。

 

  • 心筋炎・心膜炎として報告された事例について

集計期間は心筋炎及び心膜炎を副反応疑い報告基準として定めた令和3年12月6日から令和5年10月29日までです。

国内で報告があった心筋炎関連事象に係る副反応疑い報告事例について、令和5年10月29日までに報告された事例においては、専門家の評価で「因果関係が否定できない」とされた事例は1件とされています。

 

「ブライトン分類」とは、予防接種後の副反応の評価に関する国際基準のことです。詳しくは厚生労働省ホームページ(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)をご確認ください。(令和3年3月30日付厚生労働省健康局健康課厚生労働省医薬・生活衛生局医薬安全対策課事務連絡)

 

厚生労働省厚生科学審議会(予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会)の資料一覧(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

 

(参考)厚生労働省から兵庫県に情報提供された副反応疑い報告の状況について

厚生労働省から兵庫県に情報提供された副反応疑い報告の状況については令和6年2月29日時点で1,987件で、推定接種回数約1830万回に対する頻度は0.011%となっています。

  • 年代別件数について
    0歳~20歳代:389件、30歳代~50歳代:1098件、60歳代~70歳代:369件、80歳代以上:131件

      死亡として報告された件数について
           61件

上記の報告件数については、明らかに続報であるもの及び報告書の差し替え分は除き、延べ件数を掲載しております。

お問い合わせ

部署名:保健医療部 疾病対策課

電話:078-362-3202

FAX:078-362-9474

Eメール:shippeitaisaku@pref.hyogo.lg.jp