宝探しをするように特別な一冊を見つけてください

建築家の安藤忠雄さんの「未来を担う子どもたちに、多くの本と出合い、命の大切さを学び、豊かな感性や想像力を育んでもらいたい」との思いから、今年3月に誕生した施設です。神戸にちなみ、震災関連の本や多言語の絵本などもそろえています。貸し出しはしていませんが、音読や読み聞かせは構いませんし、屋外のウッドデッキや隣接する東遊園地内であれば持ち出しも可能です。階段下の狭い空間には洞窟に関する本が置いてあったり、本棚の一角にくぐれるゲートがあったりと、大人でもわくわくするような空間で、宝探しをするように、お気に入りの一冊を見つけてください。(こども本の森 神戸館長 森川美紀子さん)