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障害者スポーツで地域につながりを

県内で活躍する女性をたたえる「ひょうご女性未来・縹(はなだ)賞※」を昨年受賞した清水真澄さん。結婚を機に移住した南あわじ市で、障害者スポーツを通じて地域を盛り上げています。活動のきっかけや今後の展望について伺いました。
(インタビュー 本紙編集部)

障害者スポーツメイン清水 真澄(しみず ますみ)さん

1982(昭和57)年、福島県南相馬市生まれ。専門学校卒業後、理学療法士として兵庫県へ。23歳の時にリハビリ中の患者を通じてシッティングバレーボールに出合い、3年後、障害者スポーツの指導員資格を取得。現在は神戸市西区の県立障害者スポーツ交流館に勤務。

活動を始めたきっかけは。

南あわじ市に移った時、「地域には良い人が多いのに、意外とお互いのことを知らない」と感じ、指導員をしていた障害者スポーツで交流できないかと2012(平成24)年に体験会を開催したのが始まりです。

障害者スポーツの魅力は。

子どもから障害者、高齢者まで誰もが一緒に楽しめ、主役になれるところです。障害のある人がいればみんなでカバーし合い、高齢の人が得点したときには歓声が上がって、最後は笑顔で「また参加したい」と言ってくれることも。それがうれしくて続けています。

今後の目標は。

3年前に始めた南あわじ市の卓球バレー大会は年々参加者が増え、県内各地から人が訪れます。そこで、昨年は島内で地域活性化に取り組む若者や移住者のブースを出展。障害者スポーツを楽しんでもらいながら、地域の魅力を伝える活動を広げていきたいです。

障害者スポーツサブ
卓球バレーの様子。卓球台を囲んで座り、6対6でプレー。

※ひょうご女性未来・縹賞…兵庫の女性たちが集い、男女共同参画社会実現への寄与を目的に活動する「ひょうご女性未来会議」が、さまざまな分野で活躍する女性を表彰する制度。
【問い合わせ】ひょうご女性未来会議事務局
【電話】078-360-8550
【FAX】078-360-8558
卓球バレー大会についてはこちら(外部サイトへリンク)

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