ここから本文です。

ヴィッセル神戸DF酒井高徳さんへのインタビュー

県民だよりひょうご令和5年6月号に掲載のインタビュー全文を紹介します。

PROFILE

©VISSEL KOBE

 

酒井高徳(さかい・ごうとく)

1991(平成3)年米国生まれ。2歳で新潟県へ移住。アルビレックス新潟、ドイツのVfBシュトゥットガルト、ハンブルガーSVを経て、2019(令和元)年からヴィッセル神戸でプレー。元日本代表。

チームの特長と現在の状況

ゴールに直結する攻撃と、全員による体を張った守備が強みのチームです。元日本代表や海外でのプレー経験者がいる中、若手選手も普段の練習から「自分たちも力になるんだ」という強い意思をプレーで示しながら切磋琢磨(せっさたくま)しています。一人一人が自分のやるべきことをきちんと理解して試合に臨んでいることが良い結果につながり、今のところチームも好調で、モチベーションの高い状態を維持できています。

試合や練習で心がけていること

ディフェンスラインの中で最年長なので、試合ではリーダーシップを取り、流れに合わせて的確な声かけを心がけています。練習では若手のポテンシャルを引き出すため、気が付いたことはその都度アドバイスする一方、彼らの考えも聞いて積極的に意思疎通を図っています。

神戸市西区のヴィッセル神戸のトレーニンググラウンド「いぶきの森球技場」にて。

県外出身者から見た兵庫県の魅力

故郷の新潟県と同じように、兵庫県も自然豊かな地域が多いのが魅力です。今住んでいる神戸も暮らしやすくていいですね。これまで淡路島、有馬温泉、六甲山などを家族と訪れました。これからも娘たちがいろいろな体験ができる場所に行ってみたいです。また、コーヒー好きなので、神戸においしいコーヒーショップがたくさんあることも気に入っています。休日には弟が立ち上げたカフェを少し手伝っています。

弟が経営するカフェ「Alster&Garden」(神戸市東灘区)で。

兵庫県への思い

ヴィッセル神戸は阪神・淡路大震災の年に結成された地域密着型のチームです。震災直後の苦しかった時期から共に歩んできた道のりを知り、力になりたいと4年前に移籍しました。以前プレーしていたドイツでは、サッカーは人々の日常に深く根付いていました。兵庫県でもヴィッセル神戸をもっと身近に感じてもらえるよう、力強いプレーで人々に夢や勇気を与えていきたいです。

地域での交流を通して

これまで神戸市内の小学校にボールを贈ったり、サッカー選手を目指す子どもたちにプロとしてメッセージを発信したりしてきました。これらがきっかけとなり、サッカー選手を目指す子どもやチームを応援してくれる人が増えることを願っています。

今後の目標

個人としては、昨シーズンより1点でも多く得点とアシストを増やし、チームの勝利に貢献したいです。チームとしては今の成績に満足せず、目の前の一戦一戦を勝つために何をすべきかを一人一人が常に考え、全員で優勝を目指して一歩ずつ進んでいけたらと思います。

県民の皆さんへ

選手全員が「サッカーで兵庫県を盛り上げたい」と毎試合全力でプレーしています。まだ観戦したことがない方もぜひ一度スタジアムに来ていただき、サッカーの面白さを知ってもらえたら。そして熱い応援で、僕たちを強く後押ししてもらえたらうれしいです。

「いぶきの森球技場」にて。チーム練習では、若手とベテランの橋渡しのような存在になれるよう意識して練習に取り組んでいます。

サイン入りユニフォームを1人にプレゼント!

※サイズはL

応募方法など詳しくはこちら

お問い合わせ

部署名:総務部秘書広報室広報広聴課

電話:078-362-3019

FAX:078-362-3903

Eメール:kouhouka1@pref.hyogo.lg.jp