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誰もがやり直すチャンスを得られる地域に

犯罪や非行をした人を再び地域に受け入れ、支え、見守るため、“社会を明るくする運動”※などを通して県民の皆さんの理解促進に努めています。誰もがやり直せる環境をつくるには、地域に住む全員がそれぞれの立場で関わることが重要です。7月は“社会を明るくする運動”の強調月間です。啓発イベントに参加する、保護司や協力雇用主などのボランティアに加わる等、更生支援について考えてみませんか。(県くらし安全課)

尼崎市保護司会 会長 正岡康子さん

保護司は社会に不可欠な存在です

保護司は、犯罪や非行をした人たちの更生を支える存在です。月に2回程度面接し、近況報告を受け、いろいろな話をします。「保護司さん以外頼れる人がいない」「話を聞いてもらえてよかった」という言葉を頂くと、信頼してもらえたことがうれしく、同時にやりがいを感じます。最近は、高齢者や障害者が再犯を繰り返す事例もあり、保護司の力だけでは支援が難しいため、尼崎市では、市内の各部局や関係機関と連携し、さまざまな側面から障害者向けサービスや子育て支援などを行うことで再犯を防止しています。誰もが道を踏み外す可能性がある現代、保護司は社会のセーフティーネットとして不可欠の存在です。専門知識は必要ありません。更生中の人を支えたいという気持ちだけで十分です。その意義を理解し、私たちの仲間になっていただきたいと思います。

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