更新日:2024年11月27日

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文化賞等四賞

贈呈式

令和6年12月19日(木曜日)

兵庫県文化賞

  1. 令和6年度推薦について(※今年度の募集は終了しています)
  2. 令和6年度受賞者(個人/団体順、五十音順、敬称略)

令和6年度兵庫県文化賞受賞者

氏名 役職名等 分野 業績・活動

赤松 玉女
(あかまつ たまめ)

Ⓒ 野末 典克

画家

京都市立芸術大学学長

絵画

尼崎市出身の画家。1980年代から絵画制作を始め、国内外の美術館やギャラリーでの展覧会を中心に活動。油彩、水彩、フレスコ技法等、様々な画材や技法を組み合わせた絵画表現の可能性を研究。教育者として後進の育成に取り組み美術の振興に尽力。

深瀬 裕之
(ふかせ ひろゆき)

書家

兵庫県書作家協会参事

古代仮名と呼ばれる古筆に注目し、力強く風韻に富んだ作品を発表。日展において、発表作品が高く評価され、特選を2回受賞。兵庫県書作家協会理事長など、多くの団体で要職を歴任し、書の発展や後進の育成に尽力。

松村 公彦

(まつむら きみひこ)

 

和太鼓奏者

和太鼓松村組代表

古典芸能(和太鼓)

音楽教師として神戸市立神戸西高校(現・須磨翔風高校)勤務時、和太鼓部を創部。和太鼓松村組を発足し、代表として活動。国内のみならず、ドイツ、中東諸国等でもコンサートを開催。和太鼓教室やワークショップを実施するなど、和太鼓の普及、後進の育成に尽力。

皆田和紙保存会
(かいたわしほぞんかい)

文化振興

室町時代から佐用町で生産される「皆田和紙」の保存継承を目的に、平成17年地元在住の有志により結成。皆田和紙は平成27年に兵庫県伝統的工芸品に指定された。上月城御城印の料紙製作や、上月歴史資料館の指定管理者として和紙製作の展示・体験教室、上月城のボランティアガイドを行うなど、地域文化の魅力発信と活性化に貢献。

 

兵庫県茶道協会

(ひょうごけんさどうきょうかい)

茶道

昭和50年発足。茶道8流派(裏千家流、表千家流、武者小路千家流、古儀茶道藪内流、瑞穂流、小笠原流煎茶道、照浪庵小笠原流、御所流)が加盟し、抹茶煎茶を問わず共に活動する、会員数1,000名を超える団体。春と秋の茶会や、小中高校での茶道体験教室を開催している。子どもをはじめ県民に日本の伝統文化に親しむ機会を提供し、後世に伝えていく活動を展開。

兵庫県科学賞

 

  1. 令和6年度推薦について(※今年度の募集は終了しています)
  2. 令和6年度受賞者(五十音順、敬称略)

令和6年度兵庫県科学賞受賞者

氏名 役職名等 分野 業績・活動

平谷 伊智朗 
(ひらたに いちろう)

国立研究開発法人理化学研究所生命機能科学研究センター発生エピジェネティクス研究チーム・チームリーダー

理学

世界に先駆けて全ゲノム解析技術であるRepli-chip法を開発し、同法をさらに発展させて1細胞・1染色体レベルでDNA複製の状態を捉えるscRepli-seq法を開発し、複製およびゲノム3次元構造の制御を1細胞レベルで明らかにした。

藤澤 正人 

(ふじさわ まさと)

神戸大学学長

神戸大学大学院医学研究科腎泌尿器科学分野教授

医学

腎癌に対するロボット支援腎部分切除術を臨床で導入するため研究を進め、従来の腹腔鏡下腎部分切除術との比較において優位性を科学的に証明するとともに、神戸医療産業都市において産学連携で国産初の手術支援ロボットhinotoriを開発した。

渡邊 健夫

(わたなべ たけお)

兵庫県立大学高度産業科学技術研究所特任教授・名誉教授

理学

ニュースバル放射光施設において次世代半導体微細加工技術である極端紫外線リソグラフィーの研究開発を進め、平成13年に当時世界最小の線幅を有するレジストパタンの形成に成功するなど、近年の先端半導体デバイスの実現に貢献した。

兵庫県スポーツ賞

  1. 令和6年度推薦について(※今年度の募集は終了しています)
  2. 令和6年度受賞者(五十音順、敬称略)

令和6年度兵庫県スポーツ賞受賞者

氏名 役職名等 分野 業績・活動

鈴木 一誠 

(すずき かずのぶ)

兵庫県ゴルフ連盟名誉会長

ゴルフ

兵庫県スポーツ協会(旧:兵庫県体育協会)や兵庫県ゴルフ連盟において、競技力の向上にとどまらず、ジュニア育成や健康増進等の施策の実施及び、国民スポーツ大会において、総合開会式や各競技会場へ自ら出向き、激励による選手団の士気高揚を図るなど、長年にわたり、本県のスポーツ推進やアマチュアスポーツの普及と振興、発展に尽力した。

高木 正皓

(たかぎ まさつぐ)

兵庫県生涯スポーツ連合会長

生涯

スポーツ

生涯スポーツの分野において、兵庫県生涯スポーツ連合会長等の要職を歴任し、県民ふれあい大会の運営に力を注ぎ、生涯スポーツの普及と発展に努めるなど、長年にわたりスポーツの振興に尽力した。

永尾 嘉章

(ながお よしふみ)

穴織カーボン株式会社社員

陸上競技

(車いす)

昭和63年のソウルパラリンピックを皮切りに、7度の出場を果たし、平成16年アテネパラリンピックでは400×4mで銅メダル獲得、平成28年リオデジャネイロパラリンピック100mで入賞をするなど、長年にわたり国際大会で活躍し、兵庫県におけるパラスポーツ振興に大きく貢献した。

兵庫県社会賞

  1. 令和6年度推薦について(※今年度の募集は終了しています)
  2. 令和6年度受賞者(五十音順、敬称略)

令和6年度兵庫県社会賞受賞者

氏名 役職名等 分野 業績・活動

石井 布紀子 

(いしい ふきこ)

特定非営利活動法人さくらネット代表理事

地域社会活動

阪神・淡路大震災の被災を機に要援護者支援等に取り組み始める。平成7年8月、「プロジェクト結ふ」を設立し、代表として仮設住宅入居者のケア等に尽力。兵庫県復興フォローアップ委員会委員や内閣府中央防災会議専門調査会委員などを歴任。現在は特定非営利活動法人さくらネット代表理事として防災教育・被災地支援等に取り組む。

三木 英一

(みき えいいち)

一般財団法人兵庫県遺族会副会長

社会福祉活動

戦没者遺児という自身の経験を基に平和の大切さを語る講演活動を継続。昭和60年より兵庫県遺族会の役員として英霊顕彰をはじめとする遺族会活動に励み続けている。

涌波 和信 

(わくなみ かずのぶ)

公益社団法人兵庫県精神福祉家族会連合会副会長

社会福祉活動

昭和60年に、精神障害者家族会「木の芽家族会」を設立。阪神・淡路大震災で家族会が崩壊寸前となったが仲間とともに新規発症患者家族会として、家族のみでなく、行政や議員、看護師等を巻き込んだ家族会活動に励み、現在121名の相談窓口家族会を築く。平成15年からは兵庫県精神福祉家族会連合会の副会長を務める。

一般社団法人生命保険協会兵庫県協会
(いっぱんしゃだんほうじん せいめいほけんきょうかい ひょうごけんきょうかい)

社会福祉活動

社会貢献活動の一環として、県内協会加盟会社による福祉募金等をもとに平成元年から35年間に亘り社会福祉協議会等への福祉巡回車両の寄贈および平成26年から車椅子の寄贈に取り組んでいる。平成23年には東日本大震災による被害を受けた気仙沼市にも車両を寄贈。

問い合わせ先

【文化賞】
兵庫県県民生活部芸術文化課企画運営班
TEL:078(341)7711(内線2777)
FAX:078(362)4260

【科学賞】
兵庫県産業労働部新産業課科学政策班
TEL:078(341)7711(内線2246)
FAX:078(362)4466

【スポーツ賞】
兵庫県県民生活部スポーツ振興課競技・生涯スポーツ班
TEL:078(341)7711(内線5747)
FAX:078(362)4022

【社会賞】
兵庫県県民生活部県民躍動課参画協働班
TEL:078(341)7711(内線2714)
FAX:078(362)3908