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(本ページは令和3年3月18日にマイナンバーHYOGO!に投稿されていた記事です。)
日本のほぼ中央に位置し、「日本のへそ」と呼ばれる西脇市。今回は、西脇市茜が丘複合施設(愛称:Miraie(みらいえ))の中にある西脇市図書館が、令和2年11月からマイナンバーカードの図書利用券(図書館カード)としての利用を開始したということで、西脇市図書館の楠本館長・圓井さんにお話を伺いました。
マイナンバーカードは様々な用途での活用が広がりつつあり、西脇市でも令和2年2月から住民票の写しなどのコンビニ交付が開始となっています。令和3年3月からは健康保険証として利用できるようになるなど、利用機会の多いカードとして今後の普及が予想されます。
そこで、西脇市図書館では、マイナンバーカードを共通の図書利用券として選択できることがサービス向上につながると考えたことに加え、ちょうど図書館蔵書管理システムの更新時期を迎えることから、導入を決定しました。
図書館をよく利用される方は、近隣で複数の図書館に登録され利用されている方も多いみたいで、マイナンバーカードが共通の図書利用券(図書館カード)として普及することで、図書館ごとのカード複数枚を携帯しなくても、マイナンバーカード1枚で、どこの図書館でも利用できるようになっていけば良いですね。
今後さらに、運転免許証や健康保険証としても利用可能となり、多くの方が普段から携帯されているようなカードとして浸透していけば、更に利用価値が期待できると思います。
マイナンバーカードでの本の貸出をするためには登録が必要です。まずは、マイナンバーカードと図書利用券を持って登録をしましょう。
図書利用券を申し込みます。
図書利用券とマイナンバーカードを紐づけます。
図書利用券を受け取ったら、ICカードリーダにマイナンバーカードを置きます。その後、利用者証明用電子証明書の暗証番号(数字4桁)を入力します。これで事前手続(紐づけ)完了です。
受付でマイナンバーカードをカードリーダにセット、暗証番号を入力。
暗証番号は、事前手続(紐づけ)の時と同じ数字4桁です。
借りる本を受け取ります。
このように、簡単に本を借りることができました。
マイナンバーカードを使った本の貸し借りについては、マイナンバーカードのICチップの中に搭載されている利用者証明用電子証明書を利用しています。この電子証明書は、あくまでも本人確認のために使われており、図書館にマイナンバーを提供することはありません。
マイナンバーを用いて本の貸し借りを行うわけではないため、マイナンバーが漏洩する心配もなく、安心して登録ができます。
西脇市は、近隣の市町である加西市・加東市・多可町と協定を結んでおり、この中の公立図書館であれば、どこで本を借り、返しても大丈夫です。買い物先などで本が返せてとっても便利ですね。
また、西脇市図書館は利用できる方の範囲が広く、市内在住者に限らず、近隣の市町に在住・在勤・在学していれば利用可能です。もちろん、マイナンバーカードを利用した本の貸し借りも可能です。
詳しくは西脇市図書館のHPへ
https://tosho.nishi.or.jp/(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
なお、県内では、以下の13市町でマイナンバーカードを使って図書館の本が借りることができます。
<対応市町>
神戸市・姫路市・西宮市・芦屋市・相生市・赤穂市・西脇市・宝塚市・三田市・加西市・丹波市・宍粟市・加東市・たつの市・多可町・市川町・福崎町・新温泉町
マイナンバーカードの多目的利用(PDF:81KB)
今回は、令和2年11月より図書利用券(図書館カード)としての利用を開始した西脇市図書館を取材しました。今後ますます利用の機会が増えていくマイナンバーカード。健康保険証や運転免許証としても使えるようになり、図書館においても、いつかは図書館カードを発行することもなくなっていくんじゃないかな、と楠本館長。マイナンバーカードがますます便利になっていきます。
お問い合わせ
部署名:総務部 市町振興課 企画班(行政・住民制度担当)
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FAX:078-362-3907