ここから本文です。
兵庫県立農業高校の生徒が株式会社オイシス指導のもと、地元食材を活用した朝食向けの商品を開発。開発のコンセプトは「若い世代が朝食に食べやすいこと」と「東播磨地域特産の大麦を広めること」。
5月よりスタートした取り組みが、約半年間の試行錯誤の上、製品化。学生たちが、何度も試作を重ねこだわったシフォンケーキです。
アサ@メインパートナー企業であるコンビニエンスストア店頭に期間限定で並び、2週間で約3,000個(3,029個)販売されました。
(コンビニエンスストアでの販売期間は終了しました。)
◎追加販売のお知らせ
(追加販売期間は終了しました。)
下記の2ヶ所での追加販売が決定しました。ぜひこの機会にご賞味ください。
商品名は”しあわせ麦シフォン”
朝からしあわせな気持ちになってほしいとの思いを込めて、高校生が名付けました。
苺味・レモン味・紅茶味の3種類を展開。
通常小麦を使用するところを、兵庫県産大麦に置き換え。フワっとくちどけのよい食感に仕上がりました。
1個225円(税込み)
2023年11月28日(火曜日)~12月12日(火曜日)頃
※無くなり次第終了
(コンビニエンスストアでの販売期間は終了しました。)
アサ@パートナー企業であるコンビニエンスストアにて販売。
※店舗により、取扱時期が異なる場合がございます。
※数量限定販売の為、完売の際はご容赦ください。
(加古川市)
東加古川駅北口店
(神戸市)
兵庫県民会館前店
(加古川市)
JR東加古川駅前店、浜の宮駅前店、加古川稲屋店、野口町坂元店、加古川新神野店、加古川野口町店、六分一店、土山西店、加古川別府店、別府北店、新野辺北町店、加古川別府西脇店、山陽別府駅前店、加古川東ランプ店、加古川長田店、平岡町西谷店、加古川平岡店、加古川福沢店、神野町石守店
(高砂市)
高砂魚橋店
(加古川市)
加古川鶴池店
ほか県内一部店舗
ちらし表面やPOPのキャッチフレーズ・構図なども学生が原案です。
ちらしのダウンロードはこちら(PDF:1,073KB)
POPのダウンロードはこちら(PDF:99KB)
食品科学科2年生33名が、5月からの計15回の授業を受けて、商品原案・商品名・ちらしを考案しました。
その一部をご紹介します。
第1回目授業を開始しました。
オイシス担当者より、開発にあたっての取組テーマや今後の授業の進め方等についての講義がありました。
また、今回は初めての授業ということもあり、アサ@プロジェクトや朝食の大切さについても説明しました。
生徒たちは次回授業に向けて、商品のアイデアを検討していきます。
オイシス担当者より開発商品のターゲット層設定手法など、マーケティングについての授業を行いました。
生徒から提出のあった商品案を基に、オイシス担当者が商品のサイズ感やターゲット設定など様々な視点からアドバイスを行いました。
生徒たちはグループワークでどのように改善したらよりよい商品となるか話し合いました。
プレゼンテーションに向けて、試行錯誤しながら試作。大麦を原料とするため、小麦との加工特性の違いに戸惑いながら、日々少しずつ改良を加えます。
商品のプレゼンテーション、試食会を行いました。
東播磨産の大麦粉を使った焼き菓子など合計6種類の試作品が並びました。
当日はメディアの取材やアサ@プロジェクト参画企業の見学もあり、生徒たちは緊張した様子でしたが、改良の経緯や拘ったポイントなどをグループごとにしっかりと発表していました。
今後は、生徒からの案を基にオイシスにて開発商品の検討を経た上で、商品のパッケージなどについて学習していく予定です。
今回の授業の様子が、7月16日(日曜日)のひょうご発信(サンテレビ午前8時30分~8時55分)にて放送されました。
こちらからご覧ください。
→「ひょうご発信!」教えて!ひょうご「朝食で健康に!~HYOGOアサ@プロジェクト~」YouTube(外部サイトへリンク)
前回プレゼンテーションの審査結果が発表されました。オイシスが、話題性やターゲット設定など10段階で評価し、シフォンケーキが選ばれました。
生徒が考えたシフォンケーキは、三つの味(紅茶・レモン・イチゴ)が楽しめるというもの。20代の会社員男性をターゲットとし、普段の生活の特徴をイメージしての提案でした。
今後、提案をもとに、オイシスが本格的な商品開発を進めます。
まずは、商品のプロトタイプを試食。
「朝ごはんに食べることを考えると、くどくなくて良い。」や「崩れやすいのが難点。」など話し合います。
商品名が影響する力を学んだ後、生徒がそれぞれの伝えたい思いを載せてネーミングに挑戦。
シンプルなインパクトで「朝からシフォン。」や、「大麦入ってます!」など手に取ってもらえるメッセージ性、朝ご飯に掛けて「あさめシフォンケーキ」など様々な角度からのアイディアが出ました。
生徒作成の手書きちらしラフ案に、県広報プロデューサーがアドバイス。
値段や原料などの客観的な情報だけでなく、自分たちの思いを購入者にどう伝えるかを学びました。
この授業後、再度生徒が作成したものをもとに、ちらしやPOPが作成されました。
代表生徒2名とオイシス担当者が兵庫県庁を訪問し、齋藤知事に取り組みや商品の説明を行いました。
試食した知事からは、「ふわふわとした食感に、口の中に風味が広がり、美味しい。」といったコメントが。
大麦使用の特徴やこだわり、製品化されたことへの喜びを話しました。
発売日当日、セブン-イレブン東加古川駅北口店、ローソン加古川鶴池店、ファミリーマートJR東加古川駅前店の3店舗でPRイベントを開催。生徒たちが店頭でシフォンケーキの魅力をPRしたところ、多くの来店者の方々に手に取ってもらうことができました。
また、店内の商品棚などには、特設スペースが開設されるなど、店舗と一体となって販売PRを行いました。
お問い合わせ