流域治水プロジェクト

気候変動の影響による降雨量の増大で、水災害が今後更に激甚化、頻発化することが予測されていることから、流域全体を俯瞰し、河川、下水道等の管理者が主体となり行う治水対策に加え、あらゆる関係者の協働により取り組む「流域治水」が全国的に進められています。

国土交通省は、令和3年3月に全国109全ての一級水系（県内5水系）を対象に「流域治水プロジェクト」を公表しました。

兵庫県の二級水系の流域治水プロジェクトは、県がこれまで取り組んできた総合治水条例に基づく「地域総合治水推進計画」とは別に、「総合治水」に土砂災害対策と津波・海岸高潮対策の「分野別計画」を加え、簡潔にとりまとめたもので、令和4年3月に公表しました。

改定履歴（二級水系の流域治水プロジェクト）

令和3年3月　阪神西部地域（武庫川流域圏）　公表
令和4年3月　神戸地域（表六甲河川）、神明地域（明石川等）、中播磨地域（市川流域圏）、
　　　　　　西播磨西部地域（千種川流域圏）、但馬地域、淡路地域（三原川等）　公表
令和6年3月　阪神西部地域（武庫川流域圏）、神戸地域（表六甲河川）
　　　　　　「気候変動を踏まえた流域治水における砂防と森林・治山の連携」を追加
 

県内の流域治水プロジェクト