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ご応募いただいた21件の中から、審査委員会での審査を経て、人間サイズのまちづくり賞(知事賞)4件、人間サイズのまちづくり奨励賞(部長賞)4件を、以下のとおり決定しました。
| 合同会社興隆寺 | 代表者:藤岡 淳二 |
| 株式会社尼漁開発/NPO法人武庫川ECO-LABO | 代表者:宮本 悦男 |
| 矢野芝生管理委員会 | 代表者:瀧川 憲昭 |
| 特定非営利活動法人アルファグリーンネット | 代表者:松井 勉 |
| 特定非営利活動法人淡路國プロジェクト | 代表者:片井 一雅 |
| 株式会社マチアケ | 代表者:玉井 智洋 |
| あいはしみちばた会 | 代表者:宮嶋 まゆみ |
| 藤江校区まちづくり協議会 | 代表者:大野 美代子 |
地域を人間サイズで良くしていこうと考える時に、地域と関係の深い団体やNPO法人が活動主体となって取り組むことが多く、今もそのことが基調にあることは変わりません。しかし近年に至って、地域活動に取り組む組織は自治体等の支援団体、NPO法人、合同会社、株式会社など、非常に幅広い組織・団体になってきています。
今回の受賞団体の特徴は、これまでに較べ、様々な形態の法人が加わってきていることにあるのではないかと思います。
個人では解決出来ない地域課題に対して、組織化して対応していくために法人格を取得するというのは、非常に有効なやり方です。実際、これまで多くのNPO法人がそのような役割を担ってきました。
ただ、今回受賞された団体を見て気付かされたことは、営利を目的とする法人であっても、その法人の考えや方針によって、営利活動を、地域を良くする活動に直接結びつけることが出来るということです。これは、従来のいわゆるCSR(企業の社会的責任)とは少し違う、新しい形、新しい地域との関わり方を示しているのではないかと思います。
そして、一つの営利団体としてだけでなく、他の非営利団体との組み合わせ、つまり、株式会社とNPO法人、あるいは合同会社と地域団体といった組み合わせによって、その活動がより豊かに展開できることも示していただきました。
このように、新しい組織形態を取ることで、皆様が持つ地域への想いから始まった新しい発想が形となり、地域の持つ潜在力・ポテンシャルを高度に発揮した取組を実現させています。これは正に、新たな地域社会を拓いている活動であると言えるでしょう。このような活動こそ、「人間サイズのまちづくり賞」にふさわしいものであると考えます。
私も、県民の一人として、皆様の活動に感謝を申し上げます。
ご受賞おめでとうございました。


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