ここから本文です。
農作業時間の約3割を占めており重労働であると言われている草刈り作業の労力軽減は全国共通の農業課題です。当事務所では、令和4年度から地元農家、種苗業者等の協力のもと、センチピードグラス※1の法面被覆による畦畔管理の省力化について実証調査を行ってきました。この度、実証調査から、農家自らが「簡単」かつ「安価」に施工できる農地畦畔法面の管理省力化手法をまとめた「センチピードグラス施工マニュアル」を作成しました。活動組織等での導入の際には、ぜひマニュアルをご活用ください。
※1 センチピードグラス(和名 ムカデ芝):草丈が10cm~25cm程度。他の植物の生長を抑制する機能があり、年間4~5回程度必要な従来の草刈り作業が、センチピードグラスが法面を被覆することで年間1~2回程度に軽減されます。
お問い合わせ