兵庫県卸売市場活性化推進方策について
兵庫県では、今後も県内卸売市場が協力して課題解決を図り、卸売市場の競争力を高めていくため、集荷・販売力を強化など、市場が連携・協力した取組を推進できるよう、「兵庫県卸売市場活性化推進方策」を令和3年2月に策定しました。
この方策では令和12年度を目標として、以下の3つの方針により、卸売市場の活性化に向けた取組を推進していきます。
1 集荷・販売力の強化
- 特色ある品揃えの強化(産地・新品目の開拓)
- 流通の効率化(産地での集荷拠点の設置や出荷情報の共有化)
- 時代に即した市場の多機能化(学校給食・介護施設ニーズ等への対応、海外市場の開拓)
2 衛生管理の向上
- HACCPの考え方を取り入れた衛生管理技術の導入による品質管理体制の構築
- 品質向上のため、コールドチェーンの確立に向けた取組のさらなる推進
3 社会的要請への的確な対応
- 卸売市場の役割を周知するため、市場まつりや料理教室を実施し地域に密着した運営を推進
- 事業継続計画(BCP)の策定・改訂による災害時等の安定的な食料供給体制の整備