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更新日:2025年10月22日

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脱炭素社会実現に向けた主伐・再造林

森林は、大気中の二酸化炭素を吸収・固定し、地球温暖化の防止に貢献しています。
とくに若い樹木は成熟した樹木よりも多くの二酸化炭素を吸収するので、高齢化した人工林を伐採し、再造林を確実に実施していくことは、地球温暖化防止のためにも非常に重要な取り組みです。
兵庫県では、ふるさと納税を活用し、主伐・再造林を推進しており、その過程で固定・吸収した二酸化炭素吸収量を公表させていただきます。
二酸化炭素を吸収して成長するスギ

兵庫県の人工林の現状

県内のスギやヒノキの人工林221,738haのうち、伐採可能な46年生以上の人工林は185,070haもあります。(令和6年3月末時点)
人工林を適期に伐採し、確実に植栽していくことで、公益的機能の維持と資源の循環利用を実現していきます。

林齢別人工林面積

森林の二酸化炭素吸収量

高齢化する人工林を伐採し、新たに木を植栽することで、森林が若返り、多くの二酸化炭素を吸収します。
また、森林から⽣産された⽊材を建築物等に利⽤することで、炭素の⻑期的な貯蔵や建築時の二酸化炭素の排出削減にも貢献します。
例えば、適切に手入れされている36~40年生のスギ人工林が1ヘクタール当たり1,000本の立木があると仮定すると、年間約8.8トンの二酸化炭素を吸収すると推定されています。
1世帯から1年間に排出される二酸化炭素の量は約3,700キログラム(2021年)とされ、これは36~40年生のスギ420本が1年間で吸収する二酸化炭素と同程度になります。(引用:林野庁ホームページ(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)


未来のための植樹

手入れされたスギ人工林

お問い合わせ

部署名:農林水産部 林務課 森林整備計画班

電話:078-362-3461

FAX:078-362-3954

Eメール:rinmuka@pref.hyogo.lg.jp