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更新日:2022年9月13日

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「システム設計とワードプレス」 システムを設計する。ワードプレスを利用する。

サイト制作費用のイメージ

サイト制作の費用は、大きく「初期費用」(最初に必要)と「維持費」(その後、毎月必要)に分かれます。

コンテンツ更新を職員がする場合には費用がかからないこともあり、維持費の計上が忘れられがちですが、良いサイトの多くは作った後に内容を拡充するため、ライターの手配や企画立ち上げ等の手間や費用をかけています。

作った後にどのようにサイトを活用していくかは、初期設計で必要な情報となります。あらかじめ、考えておきましょう。

早く、簡単に作るなら「ワードプレス」

日本で最も多くの導入実績があるサイト構築&運用システム。基本的なサイトであれば大きなコストかけず素早く作ることができます。

POINT [1]  管理画面を使ってブログを書くように職員でも更新できる(CMS機能)

POINT [2]  豊富なデザインテーマが無料から有料まで用意されている

POINT [3]  必要な拡張機能をつけたり外したりできる

ワードプレスで作ることができるサイト例 - 1

ワードプレスの基本システムと既存のデザインが決まった「テーマ」を使って構成されたサイト

ワードプレスには、無数といっていいほどのデザインテーマがあります。

テーマを選ぶ際に、サイトの「見た目」に関するスライドショーやメニュー等の機能を導入します。これらのテーマや機能は、有料の場合もありますが、無料のものもあります。一般的に、特別な機能が不要な場合は、無料または安価でサイトを構築できます。

 

 

ワードプレスで作ることができるサイト例 - 2

ワードプレスの基本システムに、独自のデザインや必要な機能を追加したサイト

ワードプレスでは、「イベント情報の更新」や「予約」等を、拡張機能として追加できます。

「あわじ暮らし」は、移住の基本的情報の他に、移住者の声、物件情報、イベント情報等について各々更新できる機能を追加。さらに、それらをきれいに整え、見やすくする独自のデザインをされています。

「かこむ」は、コミュニティースペースのサイトとして必要な、団体登録、イベント検索・申し込み、貸室予約等のための機能が複数盛り込まれています。

 

 

ワードプレス以外で作っているサイト例

情報量が膨大になるポータルサイト(特定のテーマや地域に対して総合的に情報提供するサイト)に多くみられます。大量のアクセスを処理する仕組みや、詳細検索、投稿等、豊富な機能が盛り込まれています。

これらの機能と、サイトの維持費とで、一般的に高額になります。

 

 

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column Chapter-3-
スマホ対応は必須。

近年では、サイトはスマホ対応をしていることが必須になっています。

理由は、まず、PCよりスマホから検索する人の方が一般的に多いこと。

そして、GoogleやYahoo!等の検索サービスでは、スマホ対応をしていないサイトは検索順位が下げられること。そのため最近のサイトは、PC、スマホ、タブレット等の異なる画面サイズに自動的に対応する「レスポンシブデザイン」が主流になっています。