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地域紹介

淡路地域の概要を紹介しています。

淡路の位置

淡路は3市で構成され、瀬戸内海の東端に位置し、東は大阪湾・紀淡海峡を隔てて大阪府・和歌山県に、西は大鳴門橋で徳島県に、北は明石海峡大橋で神戸市に隣接しています。

大阪(中之島IC)~淡路IC

約1時間

京都(京都南IC)~淡路IC

約1時間20分

岡山(岡山IC)~淡路IC

約2時間

高松(高松中央IC)~淡路島南IC

約1時間

高速バス

大阪駅~洲本バスセンター

約2時間

三ノ宮駅~洲本バスセンター

約1時間20分

高速舞子~洲本バスセンター

約1時間

徳島駅~洲本バスセンター

約1時間20分

船(旅客船)

明石港~岩屋港

約13分

地勢・自然・気候

 鳴門海峡の渦潮

 

■地勢

淡路島は瀬戸内海国立公園の東部に位置し、南北55km(淡路市松帆~南あわじ市沼島)、東西28km(洲本市由良~南あわじ市阿那賀)、周囲約216kmの細長い島です。淡路の総面積は595.63km2で県土面積の7.1%を占めており、北部には津名丘陵が南北に走り、その東西はいずれも傾斜地で海岸線に若干の耕地を形成しています。
中部から南西部にかけては島内最大の平坦地である三原平野が広がり、そこを洲本川、三原川が流れています。
南部は淡路最高峰の諭鶴羽山(608m)を有する諭鶴羽山地が東西に走り、断崖絶壁の海岸線を形成しています。

■自然
淡路と徳島を隔てる鳴門海峡には、瀬戸内海と太平洋との潮の干満の差で起きる豪快な渦潮が見られます。また、播磨灘に面する国指定の名勝慶野松原や、洲本市の由良漁港の対岸にある砂州の成ケ島など、淡路島には個性豊かな海岸線が数多くあります。

植生は、南方暖地系自然林の優占種が多く、アカガシ、スダジイなどからなるアカガシの原生林が残っています。また、成ヶ島のハマボウなどに代表される珍しい海浜性植物も多数分布しています。

動物相では、シカ、イノシシ、ニホンザル、タヌキなどのほ乳類や、メジロ、チドリ、ウミウなどの野鳥も数多く生息しています。なかでもニホンザルは瀬戸内海地域で生息しているのは淡路島と小豆島のみであることから、淡路の自然環境の豊かさがうかがえます。

 

■気候
淡路は冬季温暖で年間を通じて降水量の少ない瀬戸内気候に属しています。降水量の少なさからしばしば水不足を招き、古来からのため池の築造、近代以降はダムの建設が進められてきましたが、明石海峡大橋の開通に伴い本土導水が実現しました。

歴史・文化芸能・人物

淡路人形浄瑠璃

 

 

 

 

 

■歴史
『古事記』、『日本書紀』によりますと、イザナギ、イザナミの二神が海水をかきまわして「おのごろ島」をつくり、この島でちぎりを結んで次々と大八洲(日本列島)を生みおとしたといわれています。この「おのごろ島」が淡路島近辺であるとか、国生みによって最初に生まれたのが淡路島だとかいうことが古くから伝えられています。

淡路は瀬戸内海の交通上の重要な位置にあり、かなり早くから大和朝廷の支配下にあったと見られ、平安時代の史書『延喜式』には、淡路は天皇家に食糧を納める御食つ国であったと記されています。

鎌倉時代から戦国時代にかけては淡路水軍が活躍。江戸時代には蜂須賀氏の阿波藩の支配下となったのですが、明治4年の廃藩置県で淡路は兵庫県と徳島県に二分され、同年11月には全島が名東県(徳島県が改称)に、ついで明治9年に兵庫県に編入され、今日に至っています。

 

■文化芸能

淡路地域には、国の重要無形民俗文化財である淡路人形浄瑠璃をはじめ、千光寺(洲本市)の銅鐘や淡路最古の仏像である成相寺(南あわじ市)の木造薬師如来立像、鳥飼八幡宮(洲本市五色町)の沃懸地螺鈿金銅装神輿(いかけじらでんこんどうそうしんよ)など、数多くの国・県指定の文化財があります。

淡路地域の伝統芸能と文化の調査結果の概要は、下記の関連資料をご覧ください。

 

■人物
淡路が生んだ人物として、室町時代を代表する画家である明兆、日本とロシアとの国際紛争を解決するなど、世界を舞台に活躍した豪商高田屋嘉兵衛、世界最初の純正調オルガンを発明した田中正平、MK磁石発見者の三島徳七、三洋電機創始者の井植歳男、俳人であり淡路出身で初めて大臣になった永田秀次郎、自然主義派五大作家の一人である岩野泡鳴など多くの人材を輩出しています。

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