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2月(如月)になりました。
4日は立春ですから、いよいよ春の到来です。
そろそろ今年度を振り返ってみて、やり残した仕事はないか点検してみるのもいいですね。
当県民局では今年度、スマートシティの推進として
①「自治会等の回覧板の電子化」と
②「駐車場の混雑検知システムの実証実験」
に取り組みました。
自治会等の地域団体は、会員の高齢化等により組織率の低下など、活動は低下傾向にあります。
また昨今のコロナ禍により回覧板を回すことさえ、抵抗を感じるとの声がありました。
そこで、「電子回覧板」を作成し普及することで、活動の一助となり、地域を活性化しようとするものです。東播磨3市2町の協力を得て、講習会を開催しました。
参加者は普段、スマホを活用している方でしたが、電子回覧板の作成作業や、利用方法の理解には苦しむ場面も多々あったようです。
しかしながら、電子回覧板を活用すれば、情報を素早く発信でき、ゴミの日やイベントカレンダー、災害時のハザードマップの共有など、多くのメリットがあることを理解いただけました。
年度末に向けては、参加いただけなかった自治会向けに、できるだけわかりやすいマニュアルを整備し、提供したいと思います。
(電子回覧板イメージ)
自治会に電子回覧板を LINEで情報発信スムーズ、負担も軽減 高齢化で「友だち」登録が課題 東播磨県民局 | 東播 | 神戸新聞NEXT (kobe-np.co.jp)
また、加古川総合庁舎の駐車場で、先に整備した地域BWAを用い、駐車場の混雑状況を検知する実証実験を開始しました。小型カメラと人工知能(AI)を用い、画像を分析し、混雑度合いを県民局のHPに表示しています。県の庁舎では、初めての取組です。
HPはこちら☞https://web.pref.hyogo.lg.jp/ehk01/e_harima/area_00001.html
また、通信に地域BWAを用いたことで、安価に設置でき、持ち運びも可能なので、管内2市2町の他の施設でも活用できるという副産物もあります。
県民の皆様の利便性の向上に、是非ご活用いただきたいと思います。
駐車場の混雑、AIで検知し専用ページに 小型カメラ使用、別の場所でも簡単に運用 東播磨県民局が実証実験 | 東播 | 神戸新聞NEXT (kobe-np.co.jp)
新年会の行事も各地で開催され、人と人の交流も復活してきました。
人と人がつながり、東播磨が益々豊かに発展することを祈念します。
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