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令和5年度も年度末を迎え、年度の締めくくり、学校の卒業、新年度に向けた準備など、3月は大きな節目の月となります。
県民局でも、各事業の仕上げに向け、気を引き締めていきたいと思います。
2月の終わり頃から3月初旬にかけては、「三寒四温」といわれるように、寒さ、暖かさが交互に繰り返される時季ではありますが、気象庁の予報では、2月から4月の平均気温は西日本を中心に平年より高くなり、春の訪れも早くなるそうです。私からは、「花」に関する話題を2つご紹介します。
まず、この時季に、私も含め多くの人を悩ませるものといえば、そう「花粉」です。
2月の気温は平年より高めに推移したため、スギの開花が進み、加古川市では、昨年より3日早い2月15日に飛散を観測しました(観測点:県立健康科学研究所)。
花粉症の患者は年々増加しており、全国の耳鼻咽喉科医およびその家族を対象に2019年に行われた鼻アレルギーの全国調査によると、有病率は42.5%にものぼり、今や国民的なアレルギー疾患となっています。
県立健康科学研究所では、アレルギー疾患対策の一環として花粉飛散状況を調査しており、概ね2月から5月までの春の時期は、スギ・ヒノキ・カバノキ科の花粉、その他の期間では秋の花粉症として知られるブタクサ・ヨモギの花粉を対象に県内5つの地点で観測を行っています。
各観測点で得られた飛散量は、地域別にわかりやすくランク分けして花粉情報としてホームページで公開しています。
花粉情報は、花粉症のセルフケアに有用なものですので、ぜひご活用ください。
さらにもうひとつ、春の訪れといえば、お花見ですね。
3月末から4月にかけて桜の花見シーズンを迎えます。
気温が平年より高めとのことですので、今年の開花は、平年並みか平年より早くなりそうです。
東播磨地域でもたくさんのお花見スポットがあります。桜を見ながらお散歩したり、ピクニックしたり、ベンチに座ってのんびり見たり、様々なかたちで春を感じてみてはいかがでしょうか。
もちろん、花粉症対策は忘れずに!!
参考に、東播磨地域のお花見スポットをご紹介します。
他のスポット情報はこちら→ まるごと東はりま
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