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更新日:2023年2月24日
令和5年2月24日配付
総務常任委員会付託
消費税インボイス制度の実施中止を求める意見書提出の件
1 受理番号 第82号
2 受理年月日 令和5年2月16日
3 紹介議員 入江 次郎
4 請願の要旨
コロナ禍、円安、物価高騰が影響し、国民の命と暮らし、雇用は危機的状況に陥っている。そのような中、政府は2023年10月からインボイス制度(適格請求書等保存方式)の実施に向け、インボイス発行事業者の登録申請を進めている。
消費税免税事業者を取引から排除しかねないインボイス制度は、農業者、フリーランス、小規模事業者、派遣労働者など、様々な業種に影響を及ぼす。
既に、取引先や元請から、「インボイスを登録してもらわないと取引しない」と登録の強要が始まっている。また、登録しなければ、消費税分が報酬から引かれる可能性もあり、まさに死活問題である。
この問題はシルバー人材センターにも影響があり、地域を大切に思い、生き生きと働く登録会員の生きがいを奪いかねない。
消費税課税事業者からも「こんな複雑な実務をしなければならないのか」「今のままの申告で十分」と怒りの声が上がっている。
今、インボイス制度の導入を強行すれば、大量の廃業と派遣切り、地域経済の破綻と地域の疲弊を招くことにつながる。
全国各地でアニメーターやライター、農業者、中小業者、フリーランス、税理士など、多くの団体が「今、実施するときではない」と切に訴えている。
また、インボイスを実施すれば、物の値段が上がり、更なる物価上昇につながることは明らかである。
よって、住民の暮らしと地域経済を守るため、下記事項を内容とする意見書を国へ提出するよう要望する。
記
1 インボイス制度の実施を中止すること。
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