サイト内検索
兵庫県議会トップページ > 定例会・臨時会 > 過去の定例会・臨時会 > 令和4年度 > 令和5年2月第361回定例会 > 請願 > 請願 第85号
ここから本文です。
更新日:2023年2月24日
令和5年2月24日配付
健康福祉常任委員会付託
子どもの医療費を所得制限なしに高校3年生まで無料にすることを求める件
1 受理番号 第85号
2 受理年月日 令和5年2月16日
3 紹介議員 いそみ 恵子
4 請願の要旨
子育ての大きな不安の一つに、子どもの病気がある。早期発見・早期治療を支え、全ての子どものすこやかな成長を保障するために医療費の心配をなくすことはますます重要となっている。
こども医療費助成制度は、免疫力が低く病気にかかりやすい子どもに早期発見・早期治療を促すだけでなく、「安心して子育てできる」制度として、若い世代の定住につながり、少子化対策として定着してきている。
今、兵庫県下では市民の願いと自治体の努力で、41市町のうち神戸市を除く40自治体で中学校3年生まで通院・入院とも無料になっている。また高校まで通院・入院無料の自治体も16市町にまで広がっている。子育て世代が望んでいるのは窓口無料化である。「どこに住んでも子どもの命の大切さは同じ。子どもの医療費は高校卒業まで無料にしてほしい」という子育て世代の要求は切実である。子どもの医療が、自己負担など経済的事情によって左右されてはならない。
兵庫県の制度は2013年以来、進んでおらず、窓口無料部分はなく、自治体ごとに所得制限や窓口負担などもあり、住んでいる地域で大きな差がある。今、都道府県段階での無料化も広がっている。県内、どこに住んでも、全ての子どもに必要な医療が保障されるべきである。子どもの医療費が高校3年生まで無料になれば、子育て世代が安心して兵庫県で暮らすことができるようになり、人口減少にも歯止めがかかると思う。
よって、下記事項について要望する。
記
1 県の制度を拡充し、子どもの医療費を所得制限なしで高校3年生まで無料にすること。
お問い合わせ