古くからの月の名所が県の文化財になりました

絵島は岩屋漁港に浮かぶ周囲200メートル、高さ13メートルの小島です。風と波による浸食で独特の形状になり、表面には地層に沿ったしま模様が見られます。平安時代から月の名所として知られ、「枕草子」「平家物語」、西行の和歌などに登場、明治時代以降は絵画・写真（絵はがき）の題材にも取り上げられています。今春には、県指定文化財（名勝）になりました。今はコロナ禍で中断していますが、例年は地元住民が中心となり、中秋の名月に観月会「絵島の月を愛でる会」も催しています。再開できる日を心待ちにしています。（絵島の月を愛でる会実行委員 畑美代子さん）

※絵島は立ち入り禁止です

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