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施策の取り組み現場の視察や各種行事への出席のため、日々県内各地に足を運ぶ齋藤知事の動向をクローズアップします。 |
楽天グループ株式会社副社長の武田和徳さんと | 試合前に行われたキックインセレモニー |
4月22日、楽天グループ株式会社とスポーツによる地域活性化などに関する包括連携協定を締結するためノエビアスタジアム神戸を訪問し、締結式とキックインセレモニーに出席しました。
協定に基づく取り組みの一環として、6月3日の試合に県内の高校生2,000人を無料招待※します。スポーツを軸に地域を活性化することで、未来を担う子どもたちが夢を持てる兵庫になるよう、互いのポテンシャルを最大限に生かしたいと思います。
※募集は既に終了しています
協定の主な内容
5月3日、「ひょうごフィールドパビリオン」の一つで各地域の取り組みの核となる「プレミア・プログラム」に認定されている「『日本六古窯』丹波焼の里を訪ねる」の視察に丹波篠山市今田地区を訪問。作品の鑑賞や陶芸体験を通じて丹波焼の伝統文化を学び、工房では作家から直接制作の苦労ややりがいなどを聞くことで、ものづくりの奥深さに触れました。 約100年前に築かれた県指定有形民俗文化財「最古の登窯」では、まき入れを体験。炎と向き合う作業の過酷さと伝統文化の継承の重要性を再認識しました。 最後に、若手陶芸家たちと意見交換し、「伝統を大切にしつつ時代に合わせた新しい試みに挑戦したい」「年配の人だけでなく、若者にも丹波焼の良さを伝えたい」「女性ならではの視点で作品づくりができれば」といった熱い思いを聞きました。 若者や女性など作り手の多様性や伝統を継承しながら新たなことにも挑む姿勢が、イノベーションにつながります。今後も皆さんのチャレンジを応援し、万博で世界に向けて発信していきます。 |
こつを教えてもらいながら電動ろくろで作陶 |
若手陶芸家たちと活発な意見交換を |
闇夜を照らす「最古の登窯」の炎 | 丹波焼の未来を担う若手陶芸家たちと |
日本六古窯の一つである丹波焼は、平安時代末期から鎌倉時代初期に誕生。焼き色や模様が一品ずつ異なって表れる美しさが特長で、生活用器として親しまれてきました。国指定伝統的工芸品であり、日本遺産にも認定されています。プログラムでは窯元との交流、作品の鑑賞や陶芸体験のほか、兵庫陶芸美術館や丹波伝統工芸公園「立杭 陶(すえ)の郷」で、時代とともに進化する丹波焼の伝統技術の奥深さや手仕事の魅力を体感することができます。 | |
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