更新日:2024年6月28日

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人口データ分析ワークシート

統計データにより地域の実態把握を行うため、兵庫県統計課と兵庫県立大学政策科学研究所が地域経済指標研究会を設置し、協力を行っている。本研究会は、人口統計を用いた人口構造を示す人口ピラミッド作成ワークシートや地域別将来人口推計ワークシートを作成した。併せて、兵庫県及び県内市町の人口関連のデータ集を作成し掲載する。

1.人口ピラミッド(男女別、各歳別)作成ワークシート

人口ピラミッドは、中央に縦軸を引き、底辺を0歳にして頂点を最高年齢者として年齢(各歳)で刻む左右に男女別に総務省「国勢調査」年齢別の総人口を棒グラフで表す「年齢別人口構成図」を作成するワークシートを作成した。
作成に当たっての必要データ:各市町の年齢(各歳)、男女別人口データ
ただし、年齢不詳人口は、年齢判明分の人口に対する総人口(年齢不詳分を含む)比率を補正係数として各年齢別の人口に乗じ、男女別に配分する。

兵庫県内市区町人口ピラミッドはこちらです。

2.地域別人口将来推計(簡易推計)ワークシート

直近の総務省「国勢調査」データの2時点(2020年、2015年)のデータを使用して、男女別、年齢5歳階級別コーホート変化率(2020年/2015年)を用いて、2025年~2045年の5年ごとの総人口及び男女別、5歳階級別人口を推計するワークシートを作成した。
作成に当たっての必要データ:直近2時点の男女別、年齢5歳階級別人口
総務省「国勢調査」総人口は年齢不詳分が含まれたため、男女別に配分する。コーホートのうち年齢0~4歳人口は1階級下の人口がないため、コーホート変化率が計算できない。そのため婦人こども比率(0~4歳人口の15~49歳女子人口に対する比率)及び男女別出生性比(厚生労働省「人口動態調査」直近5年間平均男女別出生比率)から算出する。「令和2年国勢調査」から総務省統計局において不詳補完統計表が作成されたため、この統計表を使用する。

3.兵庫県(41市町)白地図データ

平成の市町合併(2000年~2010年頃)前後の兵庫県内市町エリアの白地図データを作成した。

白地図1県内41市町(29市12町)域エリアを白色で表示
白地図2県内77市町(25市52町)域エリアを白色で表示

4.地域別人口関連時系列データ

兵庫県及び県内市区町の総人口及び世帯に関するデータを整理した。

資料:総務省「国勢調査」、「推計人口」、「住民基本台帳移動調査」、兵庫県「推計人口」等

4.1 人口関連時系列データ

兵庫県及び県内市町の総務省「国勢調査」、厚生労働省「人口動態調査」等の人口関連時系列データを整理した。

4.2 兵庫県推計人口

兵庫県が総務省「国勢調査」をもとに、その後における各月の人口の動きを住民基本台帳資料から得て、毎月1日現在の総人口及び人口増減データを整理した。

4.3 住民基本台帳人口・人口移動

総務省が集計した「住民基本台帳人口」及び「住民基本台帳人口移動」について兵庫県内及び県内市町別にデータを整理した。

4.4 外国人人口

法務省が集計した在留外国人データについて兵庫県及び県内市町人口について整理した。

4.5 将来推計人口

国立社会保障・人口問題研究所が推計した兵庫県及び県内市町の将来推計人口データについて整理した。

5.出生数分析(合計特殊出生率)

合計特殊出生率は、その年次に関する再生産年齢(15歳~49歳)の女性の年齢別出生率を合計したもので、1人の女性が生涯に産む子どもの数の平均である。合計特殊出生率推計ワークシートを作成した。

6.死亡者数分析(年齢調整死亡率、標準化死亡比)

死亡率は年齢により異なるため、地域比較や年次推移比較は、人口の年齢構成を取り除いた年齢調整死亡率を使用する。標準化死亡比は、基準死亡率(人口10万対死亡数)を対象地域に当てはめた場合、期待死亡数(計算)と実際に観察された死亡数を比較する。年齢別調整死亡率推計ワークシートを作成した。

7.生命表・健康寿命推計

生命表は、ある期間における死亡状況(年齢別死亡率)が今後変化しないと仮定したとき、各年齢の者が1年以内に死亡する確率や平均してあと何年生きられるかという期待値などを死亡率や平均余命などの指標(生命関数)によって表したものである。
現在の死亡状況から将来の生存期間を計算する。
健康寿命は、平均寿命のうち、健康で活動的に暮らせる期間であり、日常生活動作が自立している期間の平均について介護保険データを用いて計算する。生命表及び健康寿命推計ワークシートを作成した。

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