県立大学の無償化
高額な学費等が発生する大学では、多額の奨学金の返済に苦慮している若者も多く、結婚や出産、子育てといった将来の生活設計への影響が年々深刻になっています。
そういった中、兵庫の若者が、学費負担への不安なく、希望する教育を受けることができるよう、県として一刻も早い対応が必要と判断し、県立2大学(兵庫県立大学、芸術文化観光専門職大学)において「県内在住者の入学金及び授業料を学部、大学院共に、所得に関わらず無償化する」新たな方針を打ち出しました。

県立大学の授業料等無償化は、少子化・人口減対策としての「若者・Z世代応援パッケージ」における「高等教育の負担軽減」の施策の一つであり、学費への不安を無くし、兵庫の若者が安心して希望する教育を受ける仕組みづくりを目的としています。
「若者・Z世代応援パッケージ」
人口減少、少子化対策が待ったなしの状況にある中、子育て中の世帯への支援だけでなく、これから結婚・子育てをしていく若い世代への支援が重要であることから、「学びやすい兵庫」「働きやすい兵庫」「子どもを産み育てやすい兵庫」「住みやすい兵庫」を目指す「若者・Z世代応援パッケージ」を実施しています。
記者会見
知事定例記者会見
- 開催日 令和5年8月4日
- 場所 県庁2号館4階 記者会見室
- 内容等 県立大学の授業料等無償化 他
兵庫県立大学の授業料等無償化について(令和5年8月4日知事記者会見資料)(PDF:552KB)
知事と髙坂兵庫県立大学長との共同記者会見
- 開催日 令和5年8月21日
- 場所 県庁2号館4階 記者会見室
- 内容等
- 県立大学の授業料等無償化について
- 県立大学の改革の方向性
兵庫県立大学の授業料等無償化について(令和5年8月21日知事記者会見資料)(PDF:278KB)
制度の概要
1.主な要件等
- (1)対象者
兵庫県立大学及び芸術文化観光専門職大学の学部生、大学院生(博士前期(注)・後期課程)
ただし、以下の「国籍・在留資格に関する要件」を満たす正規生に限る
- (注)博士前期課程:修士課程及び専門職学位課程を含む(以下、同じ)
- 【国籍・在留資格に関する要件】
以下のいずれかを満たす者
- 日本国籍を有する者
- 法定特別永住者として本邦に在留する者
- 永住者、日本人の配偶者等又は永住者の配偶者等の在留資格をもって本邦に在留する者
- 出入国管理及び難民認定法別表第二の定住者の在留資格をもって本邦に在留する者であって、将来永住する意思があると理事長が認めた者
- 出入国管理及び難民認定法別表第一の家族滞在の在留資格をもって本邦に在留する者であって、「日本の小学校等、中学校等及び高等学校等を卒業(修了)していること」又は「小学校等を卒業する年齢の前に日本に入国したことがあり、日本の中学校等及び高等学校等を卒業していること」のいずれかに該当し、かつ、日本に定着して就労する意思があると理事長が認めた者
- (2)県内在住要件
学生本人及び生計維持者(原則、父母)の両方が、県無償化制度の年度の4月1日を基準日として3年以上前から引き続き兵庫県内に住所を有していること。ただし、秋入学の場合の入学年度は、基準日が10月1日となる。
- (3)対象期間
修業年限の範囲内(学部4年、博士前期2年、博士後期3年)
- (4)年齢及び進学までの期間要件
- 〔学部〕 高校等卒業後2年(注)を経過していないこと
- 〔博士前期〕
大学等を卒業後、引き続いて博士前期課程に入学した者で、入学前年度末年齢が24歳までの者
ただし、大学を卒業した後、引き続いて博士前期課程に入学した者のうち、大学在学中に1年間休学したために博士前期課程入学時の前年度末年齢が25歳の者については、支援対象
- 〔博士後期〕
博士前期課程を修了し、引き続いて博士後期課程に入学した者で、入学前年度末年齢が26歳までの者
ただし、博士前期課程を修了した後、引き続いて博士後期課程に入学した者のうち、大学又は博士前期課程在学中に1年間休学したために博士後期課入学時の前年度末年齢が27 歳の者については、支援対象
- (注)
- 高校等を初めて卒業した年度の翌年度の末日から、大学に入学した日までの期間が2年を経過していない者
- 高卒認定試験合格者等については、当該試験受験資格取得年度の初日から認定試験合格の日までの期間が5年を経過していない者であって、合格した年度の翌年度の末日から大学に入学した日までの期間が2年を経過していない者
- 「個別の入学資格審査」を経て大学への入学を認められた者については、20歳に達した年度の翌年度の末日までに大学へ入学した者
- (5)学業成績・学修意欲に関する要件
- ア 学部生 以下1.~4.の要件のいずれかに該当する場合は、対象外とする。
- イ 大学院生 以下1.又は3.の要件のいずれかに該当する場合は、対象外とする。
- 修業年限で卒業又は修了できないことが確定
- 修得した単位数の合計数が標準単位数の6割以下
- 学修の実態(出席率等)などを勘案し、学修意欲が著しく低い状況にあると判断される
- 2年連続で、警告の要件に該当
- ただし、災害・傷病、その他のやむを得ない事由がある場合は除きます。
- 【警告の要件】以下のいずれかに該当
- (1)修得した単位数の合計数が標準単位数の7割以下
- (2)成績(GPA)が学部等において下位4分の1の範囲
- (3)学修の実態(出席率等)などを勘案し、学修意欲が低い状況にあると判断される
- (1)入学金 全額免除(282,000円)
ただし、入学時に必要となる諸費等については、別途必要となります。
- (2)授業料 全額免除(535,800円/年)
ただし、在学中に必要となる諸費等については、別途必要となります。
在学生と新入生との支援格差を考慮し、令和6年度から在学生(高学年)より段階的に開始、令和8年度より全学年が対象となりました。
|
【制度運用開始時期のイメージ】

|
制度に関するQ&Aについてはリンク先へ
支援を受けるためには、各年度始めに所定の申請をしていただきます(申請に基づき、大学で審査を行った上で、決定します)。
申請手続きを含め、制度の詳細については、県立大学のホームページをご確認下さい。
5.その他
兵庫県立大学及び芸術文化観光専門職大学では、県内生への授業料等無償化の実施に合わせて、県外生の入学金の引き下げを行います。
| 区分 |
現行 |
変更後 |
| 学部 |
423,000円 |
282,000円 |
| 大学院 |
423,000円 |
282,000円 |
県立大学ビジョン(将来構想)検討の取組み
兵庫県立大学・芸術文化観光専門職大学では、そのブランド力を向上させ、大学の強みを活かした改革を行うべく、10年15年先を見据えた「ビジョン(将来構想)」を策定しました。
兵庫県立大学ホームページ(外部サイトへリンク)
芸術文化観光専門職大学ホームページ(外部サイトへリンク)
県立大学無償化に関する公表資料等