阪神・淡路震災復興計画後期5か年推進プログラムの策定について
震災5年目の震災対策国際総合検証と、復興計画フォローアップ事業の結果を踏まえ、後期5か年の復興に向けての取り組みの方向や具体的な施策を示す「阪神・淡路震災計画後期5か年推進プログラム」を策定しました。
なお、策定にあたっては、学識者や団体代表等で構成する「阪神・淡路震災復興計画後期5か年推進プログラム策定委員会」を設置し、検討を行いました。
『後期5か年推進プログラム策定委員会全体会議(第1~3回)における主な意見』 (以下の関連資料内PDFファイルをご覧下さい。)
策定にあたっての基本的な考え方は以下のとおりです。
- 前期5か年の検証(被災者の現状、事業の進捗状況など)を踏まえる。
- 震災復興から生まれ拡がってきた県民の主体的な取り組みや新しい働く場づくりの試みなどを21世紀における本格的な成熟社会につなげる。
- 県民参画と協働(パートナーシップ)によるプログラムづくりのプロセスを重視する。
- フェニックス・リレーフォーラムの開催
新しいプログラムづくりにおいて広く県民の参画を図るため、「フェニックス金曜フォーラム」や「地域別公開フォーラム」などフェニックス・リレーフォーラムを開催する。
- (1)「フェニックス金曜フォーラム」の開催
時期:5月12日(金曜日)~6月30日(金曜日)毎週金曜日17時00分~19時00分
場所:阪神・淡路大震災復興支援館(フェニックスプラザ)2階多目的室
神戸市中央区三宮町1-7
- (2)地域別公開フォーラムの開催
- (神戸地域)
日時:6月29日(木曜日)13時30分~16時00分
場所:神戸学習プラザ 第5講義室
コーディネーター・パネリスト:
室崎益輝氏 神戸大学都市安全研究センター教授
黒田裕子氏 しみん基金KOBE理事長
島田 誠氏 神戸文化復興基金事務局長
- (阪神地域)
日時:6月23日(金曜日)13時30分~16時00分
場所:西宮市民会館 中会議室2
コーディネーター・パネリスト:
小林郁雄氏 阪神大震災復興市民まちづくり支援ネットワーク代表
森 綾子氏 特定非営利活動法人宝塚NPOセンター事務局長
浅川好雄氏 芦屋市自治会連合会副会長
- (東播磨地域)
日時:6月30日(金曜日)13時30分~16時00分
場所:明石市民会館 第3・4会議室
コーディネーター・パネリスト:
加藤恵正氏 神戸商科大学商経学部教授
山口一史氏 ラジオ関西社長
中村喜代氏 明石市連合女性の会理事
- (淡路地域)
日時:6月26日(月曜日)13時30分~16時00分
場所:北淡町震災記念公園セミナーハウス
コーディネーター・パネリスト:
立木茂雄氏 関西学院大学社会学部教授
林まゆみ氏 阪神グリーンネット・姫路工業大学助手
中田 浩氏 淡路地区民生委員協議会会長
- (3)フェニックスフォーラム(中間報告に対して意見交換等を行うためのフォーラム)
日時:9月10日(日曜日) 13時30分~16時00分
場所:阪神・淡路大震災復興支援館(フェニックスプラザ)2階 多目的室
基調講演 「阪神・淡路震災復興計画後期5か年推進プログラム中間報告」について
端 信行氏(国立民族学博物館教授・阪神・淡路震災復興計画後期5か年推進プログラム策定委員会幹事会座長代理)
パネルディスカッション
- (コーディネーター)
室崎益輝氏 神戸大学都市安全研究センター教授・被災者復興支援会議
- (パネリスト)
加藤恵正氏 神戸商科大学商経学部教授
黒田裕子氏 しみん基金KOBE理事長
宮道 博氏 兵庫県商工会議所連合会専務理事
森 綾子氏 特定非営利活動法人宝塚NPOセンター事務局長
- (4)フェニックスフォーラム(プログラムに基づき、今後の阪神・淡路地域の創造的復興に向けての取り組みについて意見交換等を行うためのフォーラム)
日時:11月28日(火曜日) 14時00分~16時30分
場所:阪神・淡路大震災復興支援館(フェニックスプラザ)2階 多目的室
テーマ:「21世紀につなぐ阪神・淡路地域の創造的復興」
基調講演
新野幸次郎氏((財)神戸都市問題研究所理事長、阪神・淡路震災復興計画後期5か年推進プログラム策定委員会委員長)
パネルディスカッション
- (コーディネーター)
端 信行氏国立民族学博物館教授
- (パネリスト)
市川禮子氏高齢者総合福祉施設あしや喜楽苑施設長
加藤恵正氏神戸商科大学商経学部教授
佐藤友美子氏 サントリー不易流行研究所部長
鳴海邦碩氏大阪大学工学部教授
- インターネットやファックス、生活復興提案箱等による意見・提言の募集
インターネット、FAX、郵便、生活復興提案箱で推進プログラムに対する意見など幅広い復興への意見・提言の募集を行う。
(募集期間平成12年5月1日~9月30日)
なお、「後期5カ年推進プログラム策定委員会」の検討状況等を県のホームページ、コミ2ネット等で発表するとともに、フェニックスプラザや県民情報センターで閲覧できるようにする。