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更新日:2024年10月28日

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自分以外の存在がエールに。

岡崎慎司さん
元プロサッカー選手

 

批判も自分にとってはエール。

偉そうかもしれないですが、僕はこれまで自分のためにプレーをしてきました。もちろんそれに対して応援してもらえることもたくさんあって、それはほんとにありがたいなって。批判されることももちろんあります。自分みたいに泥臭くプレーする選手が好きな人もいれば、もっとテクニックがある人が好きな人もいるのが当然なので、批判は仕方ないかなと。でも自分としては批判もエールだと捉えてるんです。認めてくれる人に対してはそれはそれで嬉しいけど、それだけだと満足しちゃうかもしれない。自分で限界を決めてしまう気がするんですよね。だから批判を受けることで、悔しいけどなんとかしてやろうってこれまでやってきたと思います。

 

自分では行けない場所に行くために。

批判含めてそうやって大きなエールをもらえる時もあれば、海外で全く注目されない時期もありました。そういう時には香川真司がいたり、柴崎岳がいたり、同じ境遇の選手たちの頑張り自体が自分にとってのエールだった気がします。そう考えると僕にとって、“自分以外の存在”自体がエールなのかもしれない。そういう存在や批判があるからこそ、自分では行けない場所に手を伸ばし続けて来られたのかもしれないですね。現役を引退して、これから指導者側に立ちます。でも選手時代とスタンスは変わらないんじゃないかなと思っています。自分のためにやる。その姿自体が選手たちへのエールになれば嬉しいなって思います。

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