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更新日:2024年10月28日

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サッカー人生を支えた母の言葉。

澤穂希さん
元プロサッカー選手

 

送った方も送られた方も、ポジティブな言葉がいい。

現役時代、ファンやサポーター、家族、友達とか、そういう方々の思いや応援してくれる気持ちがあるから頑張れた事が多くありました。大変なときに乗り越えるのを支えてくれた言葉や、背中を押してくれたことが私にとってのエールでした。現役時代、オリンピックの試合などアウェイな状況になったとき、日本が勝ってたら残りの5分くらいでホームチームを応援していた観客がどんどん帰り始めたりして。そういうブーイングなどを浴びる状態でも、言葉ではなくプレーで見返したこともありました。批判するより、励ます言葉でエールを送って欲しいと思うし、励ましこそエールなんじゃないかなと思います。大なり小なり批判がしたい人もいるとは思うんですけど、できれば前向きな言葉のエールをかけてほしいと思います。何をやるにも必ず誰かの支えが必要で、励ましの言葉って自分にとってもすごく自信にもなりますし、前向きな言葉だと前向きに行動も移せるので、ポジティブな言葉って大切だと思います。家族にもできるだけ前向きな言葉を掛けて支えたいし、支えられたいと思います。
ネガティブな言葉よりポジティブな言葉の方が、送った方も送られた方もみんないい気持ちになりますよね。私もそういうエールを発信し続けられたらいいなと思います。

 

迷った時には必ずチャレンジを。

幼少期に母親に「チャンスの波に乗りなさい」って言われた言葉が、ずっと今でも心に残っていて、自分がサッカー人生の中で色んな壁にぶつかった時とか、悩んだ時、迷った時はその言葉がいつも頭にあって。誰にでも必ずチャンスは来るし、それを逃すのか掴むのかも自分次第で、だから私は何かに迷った時は必ずチャレンジします。それがもし自分の思うような結果でなかったとしても、それは次のステップに繋がると思うし、無駄じゃないと思うので。迷うってことは絶対やりたいってことじゃないですか。やりたくなければ迷わないし、それが成功しなかったとしてもチャレンジすることで得るものも大きく大切だと感じています。

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