更新日:2024年5月31日

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ICT活用工事の推進

国土交通省が推進するi-Constructionの施策の一つであるICTの全面的な活用について、現場の生産性向上や品質確保を図るため、兵庫県土木部発注工事においても、ICT活用工事に取組みます。

土木部発注工事におけるICT活用工事の推進に関する試行方針(PDF:130KB)

ICT活用を推進する工事

  1. ICT土工
  2. ICT土工(河川堆積土砂撤去)
  3. ICT舗装工(路盤)
  4. ICT舗装工(修繕)
  5. ICT河川浚渫工
  6. ICT地盤改良工
  7. ICT法面工
  8. ICT構造物工
  9. ICT作業土工(床掘)
  10. ICT付帯構造物設置工

ICT活用工事とは

ICT活用工事とは、以下に示す施工プロセスにおいてICTを活用する工事です。

(1)3次元起工測量

起工測量において3次元測量データを取得するために測量を行う。

(2)3次元設計データ作成

発注図書や(1)で得られたデータを用いて、3次元出来形管理を行うための3次元設計データを作成する。

(3)ICT建設機械による施工

(2)で得られた3次元設計データまたは施工用に作成した3次元データを用いて、マシンガイダンスまたはマシンコントロール機能を搭載したICT建設機械により施工する。

(4)3次元出来形管理資料等の作成

(3)により施工された工事完成物について、ICTを活用して施工管理を実施する。

(5)出来形確認及び検査

トータルステーション等を用いて、現地で出来形計測を行い、3次元設計データの設計値と実測値との標高差等が規格値内であるかを検査する。

(6)納品

(1)~(5)にかかる全てのデータを工事完成図書として納品する。

ICT活用工事の推進を図るための措置

総合評価落札方式による評価

受注者希望型の総合評価落札方式(施工計画評価型・施工能力評価型)において、ICT活用工事を実施すると申告した場合は、加点評価するものとする。
(対象工種が複数ある場合は、発注者が指定しない限り、単一工種を実施すると申告した場合においても、加点評価するものとする。)

申告の対象となるのは、全ての施工プロセス(1)~(6)においてICTを活用する場合に限る。ただし、ICT土工1000m3未満の場合は、起工測量を3次元測量の実施に加えて、出来形管理を面管理で実施する場合に限り、申告の対象とする。

なお、ICT法面工及びICT構造物は評価の対象外とする。

工事成績評定における評価

ICT活用工事を実施した場合は、「創意工夫」項目で加点評価するものとする。

ICT活用工事の手引き

お問い合わせ

部署名:土木部 技術企画課 県土政策班(技術調査担当)

電話:078-362-9282

内線:4578

FAX:078-362-4433

Eメール:gijyutsu@pref.hyogo.lg.jp