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更新日:2022年3月17日

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明石公園の歴史的景観の維持向上に向けた取組等について

県立明石公園では、史跡明石城跡の本丸や石垣前等の樹木が生長・繁茂し、明石城の魅力である全国有数と言われる東西380mに連なる石垣や櫓の眺望が損なわれています。また、樹木の生長と共に石垣の隙間に樹木の根が入り込んで石垣を動かし、台風や地震時に石垣を崩壊させる恐れがあります。そこで、樹木の伐採・剪定により、文化財の保全と歴史的景観の維持向上を図ります。なお、本ページの内容は令和4年1月27日の記者会見で説明しております。

1.明石公園樹木伐採について

明石公園の樹木伐採については、平成31年の明石城築城400周年を契機に、文化財の保全と歴史的景観の維持向上を目的とした事業を継続的に行っています。事業実施にあたっては、専門家や明石市にも参画いただいた委員会により方針を決定しています。

1.明石公園城と緑の景観計画

  • (1)策定時期:平成29年7月
  • (2)計画策定期間:平成28年11月~29年7月(委員会4回開催)
  • (3)結論
    石垣の保全のため、石垣より5m範囲内で樹木は原則伐採する。
    対象範囲は石垣全般(東西南北)
  • (4)委員

カテコ゛リ

委員名

役職

委員

服部保

兵庫県立大学名誉教授

委員

中瀨勲

人と自然の博物館館長

委員

兼光たか子

明石公園の自然に親しむ会

委員

橋本渉

(一社)兵庫県造園建設業協会会長

委員

三上喜美男

神戸新聞社論説副委員長

委員

樫原一法

(一社)明石観光協会専務理事兼事務局長

委員

村上裕道

県教育委員会参事兼文化財課長

オフ゛サ゛ーハ゛

明石市

文化財担当課長、まちづくり担当係長

オフ゛サ゛ーハ゛

兵庫県園芸・公園協会

 

オフ゛サ゛ーハ゛

県教育委員会

 

オフ゛サ゛ーハ゛

東播磨県民局

 

オフ゛サ゛ーハ゛

県公園緑地課

 

2.史跡明石城跡保存活用計画

  • (1)策定時期:令和2年9月
  • (2)計画策定期間:平成30年7月~令和2年9月(委員会3回開催)
  • (3)結論
    遺構・石垣の保存上影響のある樹木については、伐採を行う。また、史跡内の樹林地で樹木密度が高い場所や枝が茂りすぎている樹木については伐採や剪定を行い、堀・土塁や曲輪の形状などが、確認できるように維持管理する。
  • (4)委員

カテコ゛リ

委員名

役職

委員

増渕徹

京都橘大学教授

委員

高瀬要一

(公財)琴の浦温山荘園理事長

委員

中瀨勲

人と自然の博物館館長

委員

西尾弘子

(一社)明石観光協会副会長

委員

服部保

兵庫県立大学名誉教授

委員

村上裕道

文化庁地域文化創生本部研究官

オフ゛サ゛ーハ゛

明石市

文化振興課長、文化財担当課長

オフ゛サ゛ーハ゛

文化庁

文化財第二課

2.令和3年度工事周知状況

具体の工事の実施手順として、令和3年度は工事着手前に工事の目的(石垣に悪影響を与えている樹木の伐採、景観の向上)や、サクラやモミジ、希少植物の保全などを説明・周知する看板の設置、HPの掲載を行いました。

  1. 工事契約期間:令和3年7月17日~11月30日
  2. 園芸・公園協会HP掲示:令和3年7月29日~9月30日
  3. 工事目的説明看板設置:令和3年7月28日
  4. 本工事着手:令和3年8月24日
  5. 伐採予定地看板

工事看板

工事看板詳細図

3.文化財保護法に基づく許認可について

史跡明石城跡の区域での樹木伐採工事を行う際は、文化財保護法に基づき明石市の許可が必要であり、表の通り明石市の許可を得て伐採工事を実施しています。

表:明石城築城400周年事業以降の伐採に伴う許可申請

申請日 申請内容 明石市許可日 申請時知事名

平成30年8月16日

石垣除伐(南側、西側)

平成30年8月29日

井戸敏三

平成30年11月27日

石垣除伐(天守台周辺、正面入口)

平成30年12月4日

井戸敏三

令和元年6月5日

石垣除伐(南側)

令和元年6月14日

井戸敏三

令和元年11月11日

桜植樹支障木除伐・剪定(剛ノ池周辺)

令和元年11月20日

井戸敏三

令和2年9月15日

景観除伐(ひぐらし池周辺)

令和2年9月18日

井戸敏三

令和2年12月15日

石垣除伐(南側、西側)

令和2年12月22日

井戸敏三

令和3年8月3日

石垣除伐(北側、本丸、二ノ丸、東ノ丸)

令和3年8月4日

齋藤元彦

令和3年10月14日

石垣除伐(天守台以北)

令和3年10月19日

齋藤元彦

実際の許可書を例示します。申請書の中で『樹木の除伐・剪定により景観の向上が図られ、史跡の価値向上につながる』という事業の目的や工事範囲についても示し、許可を得ています。

許可書事例(PDF:2,644KB)

4.伐採アンケート

県民のご意見を公園整備・維持管理に活かすために来園者アンケートを実施しました。

アンケート用紙(PDF:331KB)

アンケート結果は以下の通り、賛成が79%、反対は21%でした。

明石公園樹木伐採に関するアンケート結果

  1. 実施時期等
    来園者に対して、アンケートを実施
    (令和3年3月27日(土曜日)実施)
  2. 結果
    アンケート結果
  3. 個別意見
    • 肯定意見
    • 見はらしがスッキリしてお城もはっきり見えて良かった。
      緑もきれいだけど虫がおちてくる心配はないのが良い。
      すっきりしていいと思います。石垣きれいですね。
      施工前の写真を見比べると些か伐採しすぎた感じは否めないが、目的が「明石城や櫓の視認性の向上」なのであれば良いのではないでしょうか。
      駅から良く見え現在的
      伐採して小さな樹木でOK。
      前の様子がわからないので、石垣は石垣で、目をひくものがありいいと思います
      明石城が見やすくなって良いと思った。良さがより伝わる。
      お城にもっと近づける(入れるように)してほしい
      石垣が見えて奥行きが分かってとてもいい反面日陰が減って少し残念です
      桜の木を増植する、又は目立つようにしてほしい。
      東側もお願いします。
    •  
    • 否定意見
    • もう少しだけみどりがほしかった
      切りすぎ。もう少しおいといてほしい。木の標識も欲しい
      確かに石垣は美しく見えるけど、立派に育っていた木々がなくなって、正直淋しい。観光重視のように見える
      自然の大切さと人間の共存ですが、やややりすぎなのでは?

5.伐採前後の写真

図面

令和4年度以降についても、石垣の崩壊を防止するための伐採工事、箱堀・空堀の形状を見えるようにする事業に向けた設計業務、堀の土塁部分についての剪定工事などを進めていきたいと考えています。土塁部分については剪定を行い、原則として伐採は行いません。

写真1石垣保全のための除伐工事(桜堀)

写真2写真1石垣保全のための除伐工事(本丸)

写真3

6.明石公園におけるパークマネジメントの導入について

令和4年1月から、明石公園等において新たなパークマネジメントの導入検討に向けた意見募集を始めていますが、平成30年度から継続的に実施している樹木伐採工事とは関係ありません。

1.目的

コロナ禍での外出先として県立都市公園の人気が高まっている中、さらなる魅力の向上を図るため、民間の優れたノウハウと投資を呼び込み、収益施設の整備や、その収益で広場や園路、ベンチ等を整備、維持管理する新たなパークマネジメントを行う。

2.想定事業手法

  1. 施設整備を伴う長期指定管理
    公園の管理運営や維持補修のほか、収益施設を整備するとともに、その収益で維持管理やイベント企画・立案等を含む公園全体の長期間の経営を行う。
  2. Park-PFI型施設整備(公園内の一部区域を指定)
    公園の一部区域内において、収益施設を整備、維持管理し、その収益で広場や園路、ベンチ等を整備し、その維持管理を行う。
  3. Park-PFI型施設整備+公園全体の長期指定管理
    上記1.と2.を組み合わせて公園全体の一体的管理を行う。

3.スケジュール

日程

内容

令和4年1月6日~令和4年1月31日

参入検討事業者の受付開始

令和4年2月7日~2月18日

個別対話の実施

令和4年3月

実施結果の公表

令和4年度

公募選定委員会の設置、

公募による事業者選定

令和5年度

事業者の引継期間

令和6年4月~

新たなパークマネジメントへ移行

詳細は「兵庫県として初の民間によるパークマネジメント導入にむけたサウンディング調査」をご覧ください。

お問い合わせ

部署名:土木部旧:まちづくり局公園緑地課

電話:078-362-9308

FAX:078-362-4454

Eメール:kouenryokuchika@pref.hyogo.lg.jp