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「第9回残しておきたい“ふるさと北播磨”写真コンテスト」の入賞作品が決まりました!!
これらの作品は、北播磨管内の施設やイベント等で随時展示し、ふるさと「北播磨」の普及啓発に役立てることにしています。
ふるさと北播磨情報発信事業の一環として、北播磨県民局管内(西脇市、三木市、小野市、加西市、加東市、多可町)の「残しておきたい“ふるさと”の今」をテーマとした写真をコメント付きで募集しました。
入賞者には、賞状と副賞が贈られます。
一般部門
最優秀賞(1点)3万円分の図書カード
優秀賞 (3点)1万円分の図書カード
佳作 (10点)5千円分の図書カード
中高生部門
最優秀賞(1点)1万円分の図書カード
優秀賞 (3点)5千円分の図書カード
佳作 (10点)3千円分の図書カード
一般部門・中高生部門
審査員特別賞(3点)2千円分の図書カード
《審査員全体評》(廣岡審査員)
今年の応募について、まず気づいたのは、高校生達の「まさに今時」の技法や視点による作品が多かったことです。高校生は気負うことなく様々な撮り方を試みます。また、いくつかの高校で、先生方が「故郷を撮ること」を促されたことです。写真を撮ることを通して高校生達が「故郷を見る眼」を養い、「故郷への愛着」を育む。このコンテストが「郷土学習」の一端を担っていると考えると、このコンテストの意義がいっそう広がったようにも思われました。先生方のご支援に感謝です。
一般の部では、まさに超高齢社会、80歳、90歳の方の応募もありました。また、北播磨地区以外からの応募者が半数を超え、大阪府や京都府からの応募もありました。そういった方々に魅力ある北播磨を見つけていただくこともありがたいことでした。
お馴染みの場所から応募者の個人的な思い入れの場所まで、新たな発見が多くありました。花や鳥など、場所を問わない作品もありますが、そういった自然を育んでいるそれぞれの場所も北播磨ということで、その描写の出来映えも評価させていただきました。
また、このコンテストでは、題名とコメントも作品の一部というスタンスで審査してきました。一見、馴染んだ風景でも、題名やコメントでいっそうの深まりを感じることがあります。コメントとあわせ見ることで、撮影者の意図がより明確になることがあります。
被写体に向かった時の思いや、その瞬間を象徴するような題名やコメントも考えていただければ幸いです。
《審査員全体評》(藤家審査員)
「残しておきたい」というテーマ設定が、地域の再発見につながるパワーワードだと感じました。日々の暮らしの中で何気ない風景に価値を見出すのは並大抵のことではありません。写真というフィルターを通すことが、地域の魅力的なものの掘り起こしにつながっています。北播磨の住民だけでなく周辺地域で暮らす人たちからも出品が多いことも喜ばしいことです。新型コロナウイルスの流行以降は、ふるさとの「今」が刻一刻と変わりました。切り取られた一枚一枚から作者の思いに触れることができた審査でした。
中高生部門は身近な風景を切り取る作品が多い一方で、内面に迫る作品が少なくなかったことも頼もしく感じました。多感な世代ならではの思い切った作品作りが魅力でもあります。しかし、心の内や思いは年齢や生い立ちなどを乗り越えて表現できる可能性があることがわかりました。撮影経験や機材の習熟は大切ですが、「伝えたい」という気持ちがすべての原動力になります。
【伽耶院から南の島へ】三木市:伽耶院
市嶋 久資(いちじま ひさし)
伽耶院にフジバカマが植栽されて3年目となります。伽耶院はアサギマダラの飛来地として知られるようになっています。伽耶院を訪れるだけでなく参拝者がさらに増えるよう願って応募しました。
その他、一般部門の受賞作品はこちらからご覧いただけます。
【夕焼け空と弟】加東市:田んぼ
小林 隼太朗(こばやし しゅんたろう):西脇高等学校
散歩中に、夕焼けがとても綺麗で感動したので撮りました。弟が夕焼けを見入っていたので、その姿を撮らせてもらいました。
その他、中・高生部門の受賞作品はこちらからご覧いただけます。
問い合わせ先
〒673-1431
加東市社字西柿1075-2
兵庫県北播磨県民局県民交流室県民・商工観光課
「残しておきたい“ふるさと北播磨”写真コンテスト」係
TEL(0795)42-9350
FAX(0795)42-7535
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