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更新日:2023年12月19日

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兵庫県の内水面漁業

「内水面」とは主に河川や湖沼をいい、「海面」に対して用いられる言葉です。
県内では魚類の放流など増殖活動を行っている12の河川で共同漁業権が免許されており、多くの魚種が漁業協同組合によって放流されています。主な魚種では、河川の上流域ではヤマメやアマゴ等のマス類、中流域ではアユやオイカワ、下流域ではフナやコイ等が漁獲されています。県下各地ではマス類やコイ類を中心とした養殖業が営まれており、養殖を行っている公共のため池には、区画漁業権が免許されています。
また、兵庫県では、内水面漁業の一層の進行を図るため、県中央部に位置する朝来市にある内水面漁業センターにおいて、淡水魚の増養殖技術の研究や、漁業協同組合等に対する技術指導、小中学生や遊漁者に対する体験学習など、広く業務を行っています。

漁業権が免許されている河川

兵庫県下で漁業権(第5種共同漁業権)が存在する河川は以下のとおりです。

令和5年9月1日現在

河川名

免許番号(漁場図)

漁業権者名

電話番号

猪名川

内共第1号(PDF:181KB)

猪名川水系漁業協同組合連合会

武庫川

内共第2号(PDF:380KB)

武庫川漁業協同組合

羽束川

内共第3号(PDF:167KB)

羽束川漁業協同組合

079-569-0667

加古川

内共第4号(PDF:754KB)

加古川漁業協同組合

0795-22-2572

市川

内共第5号(PDF:322KB)

市川水系漁業協同組合連合会

夢前川

内共第6号(PDF:151KB)

夢前川漁業協同組合

揖保川

内共第7号(PDF:295KB)

揖保川漁業協同組合

0790-62-6633

千種川

内共第8号(PDF:342KB)

千種川漁業協同組合

0791-52-0126

円山川

内共第10号(PDF:543KB)

円山川漁業協同組合

0796-52-4104

竹野川

内共第11号(PDF:110KB)

竹野川漁業協同組合

矢田川

内共第12号(PDF:133KB)

矢田川漁業協同組合

0796-80-1146

岸田川

内共第13号(PDF:121KB)

岸田川漁業協同組合

0796-82-4802

釣りにあたって守るべきこと

兵庫県は日本海と瀬戸内海の両方に面して、それぞれの海に河川が流れ込んでいます。気候や自然は北部と南部で大きく異なっており、山間部も平野部もあるので、様々な釣りを楽しむことが出来ます。
河川で釣りをするにあたっては、兵庫県漁業調整規則や遊漁規則など色々なルールが定められています。

  • 兵庫県漁業調整規則(注)
    県全体のルールで、採捕禁止期間や禁止漁法など、どの川で釣りをする場合でも守らなければならない事項が定められています。
  • 遊漁規則
    河川ごとのルールで、漁業権が免許されている河川に存在しており、対象とする水産動物や遊漁料金、禁止期間、禁止区域などが定められています。河川ごとに異なりますので、詳しくは各河川の漁業協同組合までお問い合わせください。
  • 外来魚について
    ブラックバスとブルーギルは、「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」により、移植放流(他の水域への放流)が禁止されており、違反した場合には罰金が科せられます。
    在来魚種や生態系を守るために、釣り上げたブラックバスやブルーギルは、絶対に他の川や池に放さないでください。

(注)兵庫県内水面漁業調整規則は令和2年12月1日をもって廃止され、兵庫県漁業調整規則に移行しました。

うなぎ稚魚(しらすうなぎ)の採捕について

うなぎ稚魚(しらすうなぎ)の採捕は、漁業許可制に移行しました。

内水面漁業センター

内水面漁業の一層の進行を図るため、県中央部に位置する朝来市にある内水面漁業センターにおいて、淡水魚の増養殖技術の研究や、漁業協同組合等に対する技術指導、小中学生や遊漁者に対する体験学習など、広く業務を行っています。

お問い合わせ

部署名:農林水産部 水産漁港課

電話:078-362-3476

FAX:078-362-3920

Eメール:suisangyokou@pref.hyogo.lg.jp