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福崎町を訪問し、福崎町長・議長や事業者の方々と、福崎町が取り組むまちづくりについて、意見交換しました。
日本の民俗学の父とも呼ばれる柳田國男が生まれた福崎町は、河童の妖怪「ガジロウ」など妖怪でまちの活性化を図っています。
この度は、JR福崎駅前に整備された駅前交流センターや、7分ごとにガジロウが現れる「ガジロウチューブ」、疫病退散の神アマビエの「アマビエベンチ」などの駅前活性化の取組み等を視察した後、県指定文化財である三木家住宅を改修した「NIPPONIA播磨福崎 蔵書の館」で、意見交換を行いました。
柳田國男は11歳のころ、三木家に預けられ、離れの二階で書籍を読み放題に読んだことで、その雑学風の基礎はこの間に形造られたと、記しており、築300年のその場所がホテルとして生まれ変わっています。まさに今求められているSDGsの趣旨に沿った地域経済の活性化、観光促進の取組みです。コロナが終息した際は、インバウンドの観光客の方で賑わうことでしょう。その前に、県民の皆さん、ご宿泊いかがでしょうか。県民割(ふるさと応援!ひょうご旅しようキャンペーン+)も活用できますよ。
来年の7月~9月に開催される「兵庫デスティネーションキャンペーン」に先立ち、今年の7月~9月は「プレキャンペーン」が開催されています。
「プレキャンペーン」の企画の1つで、鉄道ファンからは「大サロ」とも呼ばれている国鉄時代の14系客車「サロンカーなにわ」が「兵庫テロワール旅号」として、ディーゼル機関車「DD51」に牽引され、姫路駅~浜坂駅間を駆け抜けました。「サロンカーなにわ」が播但線を走行したのは13年ぶりになります。
出発式では、多くの人が「兵庫テロワール旅号」を一目見ようとJR姫路駅に集まり、注目の高さをうかがうことができました。
停車駅・車内においては地元の皆様によるお見送りや地元の特産品の販売もあり、乗車された方は兵庫県ならではの「テロワール」なおもてなしをお楽しみいただけたのではないでしょうか。
「プレキャンペーン」の期間は残りわずかとなりましたが、本番である来年の「兵庫デスティネーションキャンペーン」に向けて、中播磨の魅力をしっかりPRしていきます。
姫路商工会議所が令和4年7月12日をもって設立100周年を迎えられました。おめでとうございます。8月19日の式典には県から知事が出席し、多くの関係者もご臨席のもと盛大に開催されました。姫路商工会議所は、設立以来、「地域経済振興事業」、「ビジネスサポート事業」、「会員交流事業」を主な柱とした活発な事業活動を展開し、地域経済の発展に大きく貢献されてこられました。これからの100年も、地域の総合経済団体として先導的役割を担って頂けることを期待しております。
また、同時に開催された「Himeji SDGs EXPO2022」では、SDGsに取り組む企業約100社のブースや、空飛ぶ自動車などの展示に2万人を超える方が来場されました。様々な各々のSDGsを切り口とした取組みに触れ、県民、企業、行政等が連携しながら主体的に何をなすべきかを考える良い機会となりました。
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