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第9回を迎えた「世界遺産姫路城マラソン2024」が、「完全復活!世界遺産級のおもてなし」のスローガンのもと盛大に開催され、晴天の下、国内外から約1万2千人のランナーが参加して早春の播磨路を駆け抜けました。この大会の最大の魅力は、雄大な姫路城を間近に仰ぎ、夢前川や書写山、置塩城跡、塩田温泉郷といった豊かな自然、名所、旧跡を巡る美しいコースです。それに間寛平さんの激励メッセージや和太鼓・吹奏楽等による力強い応援が加わるとともに、新型コロナウイルスの影響で制限されていた、沿道からの熱い声援が5年ぶりに復活し、多くの皆さんが大会を盛り上げてくださいました。
今回は知事が開会宣言を行うとともに、初めてファンラン5kmに出走。私もファンラン5kmを知事と走りました。ゴール後には、大手前公園に設置した兵庫県のブースに知事が立ち寄り、能登半島地震の義援金の呼びかけやフェニックス共済のPRを行いました。
オリンピックイヤーでもある今年、スポーツのちからに一段と大きな注目が集まります。アスリートたちの様々な努力を重ね、不屈の意思で挑み続ける姿は、私たちに深い感動をもたらしてくれます。中播磨県民センターでも、スポーツ活動を通じた子どもの健全育成の推進などに取り組んでまいります。
知事が、冬の味覚を代表する「播磨のかき」を提供する室津を訪問し、獲れたてのカキを網焼きで食べられる牡蠣料理・住栄丸(すみえいまる)のカキ加工場を視察しました。
カキ加工場では、熟練の技でむき身にしていく様子を見学するとともに、殻を割り、むき身を取り出す加工にも挑戦。
住栄丸の津田泰史社長は、「カキ養殖において、「殻付きカキ」は「むき身」になる前のもので、むき身加工が省略されたものと思われがちだが、実は、一旦海から水揚げしたものを、1つ1つバラし、きれいに清掃したものをカゴに入れて再び海につける「活け込み」という工程を経て、「殻付きカキ」になっていることを知っていただきたい。」と説明されていました。
「播磨のかき」は揖保川・千種川の2本の大河川からもたらされる豊かなミネラルによりカキの生育に最適な環境が整っているため、通常2~3年かかるところ1年で出荷サイズに成長します。また、加熱しても縮みにくく見た目ふっくら、食感ぷりぷりで、東京ではブランド牡蠣として流通しています。
皆さんも、まさに旬を迎え、おいしく育った「播磨のかき」を食べに来られてはいかがでしょうか。
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