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兵庫県が大阪・関西万博に合わせて実施する体験型の観光プログラム「ひょうごフィールドパビリオン」のうち、家島諸島で展開している2つのプログラムを体験してきました。
まずは、家島諸島都市漁村交流推進協議会が家島最大の観光資源である「島の暮らし」の存続のために取り組む『家島の暮らしを知るまちあるきガイド・体験プログラム』です。
海運業が盛んな真浦ならではの港や海の風景、島の日常を知る商店街・路地裏などを、ガイドのお話を聞きながら巡りました。島ならではのゆったりとした時間、でも、そこには、島の人々にとっては当たり前である普段の暮らしがありました。
「島の日常は、都会の非日常」です。その当たり前の暮らしが、島外から来る私たちには、新鮮で魅力にあふれている、そのことを実感することができました。
この体験プログラムでは、そのほかにも底引き網体験やカヌー体験、アートワークショップなど様々なコンテンツが体験できる予定です。
真浦港周辺風景
商店街風景
昼からは坊勢島に移動し、坊勢漁業協同組合が持続可能な水産業の維持に向けて取り組む『坊勢島 漁業見学&体験ツアー』を体験しました。
同ツアーの中で訪れる中間育成施設では、獲る漁業からつくり育てる漁業への転換を目指し、ヒラメやカレイなどの稚魚を育て、海に放流し、資源の維持増大を図っています。体験プログラムでは、えさやり体験や放流体験も行えます。
また、最新機器を装備した全国でも珍しい漁業見学船「第八ふじなみ」に乗船し、海上で漁船が操業する姿を見学したり、家島諸島のクルージングを楽しめます。
製氷・貯氷施設などの漁業施設の見学や坊勢島での漁業にまつわる神話の残る神社などを散策するプログラムもあり、県民の皆様にとって「非日常」となる漁業、漁村の暮らしに触れることができます。
坊勢島の漁村風景
中間育成施設
中間育成中のヒラメ
製氷・貯氷施設
そのほか、西島には、カヌーやカヤックなどのマリンスポーツや、バーベキューを楽しむことができる「いえしま自然体験センター」もあります。この夏、皆さんも家島諸島を訪れてみてはいかがでしょうか。
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