更新日:2022年11月11日

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センター長メッセージ(6月)

コロナウイルスの新規感染者数は、徐々に落ち着きを見せ始めていますが、引き続き基本的な感染防止策の徹底とワクチンの積極的な接種が重要です。感染を広げない取組みを継続しつつ、地域のにぎわいを取り戻していきましょう。

本格的な出水期に備えて

梅雨入り間近となり、今年も本格的な出水期を迎えます。近年、日本各地で「線状降水帯」による大雨の被害が頻発しています。

これらに備えるため、中播磨県民センターでは、河川やダムの整備、河川・ため池・治山施設のパトロールなどを行っています。

当センターの管内を北から南に流れる市川の最上流部の朝来市に「生野ダム」があります。ダムがあるのは但馬県民局管内ですが当センターで管理しています。生野ダムではダム湖(銀山湖)に水を溜めて市川に流れる水量を調節しています。事前に大雨が予想される場合は、予めダム湖の水位を下げておき、大規模な洪水に備える体制を整えています。

また、6月1日から30日までの1ヶ月間を「豊かなむらを災害から守る月間」と定め、梅雨や台風に備えて、農山村地域の要監視ため池・山地災害危険地区等の点検を行うことで、災害を未然に防止する運動を進めています。さらに、この月間を通じて、ため池における子供の水難事故防止運動にも取り組んでいます。

この一環として、当センターでは、6月6日(月曜日)に管内市町と連携し、ため池や山崩れなどの災害発生の危険がある箇所の点検・確認を行い、必要に応じて、ため池管理者への防災指導等を行う防災パトロールを実施しました。

これからの梅雨や台風シーズンに向け、当センターでは引き続き、市町等の関係機関や地元関係者の皆さんと連携して、危険がある箇所の点検や連絡体制の確認を進めてまいります。

皆さまにおかれましては、大雨等による被害に備えて、日頃より避難経路や避難場所の確認、非常時の行動について確認をお願いします。兵庫県CGハザードマップでは、洪水や高潮などによる浸水想定区域や土砂災害の恐れがある危険箇所、避難場所の位置などが分かります。また、河川、ダム、水門等の増水状況を視覚的に確認できるよう、河川ライブカメラの画像を、県ホームページで発信していますので是非ご活用下さい。

http://www.hazardmap.pref.hyogo.jp/(兵庫県CGハザードマップ)

防災パトロール2022年6月

神崎郡3町長 デジタル化視察(5月11日)

神崎郡の3町長(山名(やまな)神河町長、岩見(いわみ)市川町長、尾﨑(おさき)福崎町長)とともに三木市役所へ視察に行きました。目的は行政サービスのデジタル化の推進です。

三木市は、令和3年10月より住民の方が転入される際の煩雑な手続きをデジタル化しています。他市町村から転入される住民の方は、三木市庁舎内に設置されている端末で、転出証明証と本人確認書類をスキャンすると異動届などの書類を手書きすることなく転入手続きが行えます。スキャンされた情報は転入に関連する他の課にも共有され、新たに住民になる方は関係各課でも同じ情報を提供することなく手続きが進められます。これらにより、手続き案内の漏れ防止や迅速化など、住民の方の利便性の向上を実現しています。

当日は、3町長や担当職員から、次々に質問も飛び交い、予定していた時間もオーバー気味でした。近隣自治体の先導的な取組みに刺激を受けるとともに、非常に参考になったのではないでしょうか。

また、当初、不躾ながら私から仲田(なかた)三木市長に直接お願いした訳ですが、大変快く引き受けてくださり、三木市の担当職員の皆様におかれましても、忙しい中、大変なご準備と、熱心なご説明をいただきました。この場を借り、感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

デジタル化視察

お問い合わせ

部署名:中播磨県民センター 県民交流室 総務防災課

電話:079-281-9051

FAX:079-285-1102

Eメール:nkharikem@pref.hyogo.lg.jp